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デーミアン 光文社古典新訳文庫
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デーミアン 光文社古典新訳文庫

ヘルマン・ヘッセ(著者), 酒寄進一(訳者)

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デーミアン 光文社古典新訳文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2017/06/13
JAN 9784334753559

デーミアン

¥792

商品レビュー

4.3

32件のお客様レビュー

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2024/09/21

主人公の少年がデミアンという不思議な少年との出会いを通じて精神的な成長を遂げるまでを描いた物語。 子ども時代の両親に守られた『明るい世界』から自分の世界へと繰り出そうともがいたり、理想の自分とのギャップに苛まれる主人公に過去の自分を重ねてしんみりとしてしまった。 ラストのデミア...

主人公の少年がデミアンという不思議な少年との出会いを通じて精神的な成長を遂げるまでを描いた物語。 子ども時代の両親に守られた『明るい世界』から自分の世界へと繰り出そうともがいたり、理想の自分とのギャップに苛まれる主人公に過去の自分を重ねてしんみりとしてしまった。 ラストのデミアンの言葉には号泣した。 自分を見つめ直したいときにまた読みたい本である。 この本は作者のヘッセがユング系のセラピーを受けた後に書いた話らしく、 読んでいると登場人物や主人公の心の動きがユングの理論を下敷きにしていることがわかる。 またキリスト教的価値観をわかっているとなお深い考察ができると思う。 (知らなくても十分楽しめるが)

Posted by ブクログ

2024/08/30

「自分を解き明かすことができるのは、他人ではなくあくまで自分だけだ。」 ヘルマン・ヘッセの代表作のひとつ『デーミアン』です うーん、これまた「聖書の壁」 しかも完全に四方を囲んでいて、蟻の這い出る隙間もない 当然のことながら、全く意味もわからん  けど面白かった たまにある...

「自分を解き明かすことができるのは、他人ではなくあくまで自分だけだ。」 ヘルマン・ヘッセの代表作のひとつ『デーミアン』です うーん、これまた「聖書の壁」 しかも完全に四方を囲んでいて、蟻の這い出る隙間もない 当然のことながら、全く意味もわからん  けど面白かった たまにあるのよ 全く意味分からんけど面白い 全く意味分からんときって大抵は面白くないのよ だってそうでしょ、意味分からんのだから でも、本作は面白かった ぜんぜん分からんのに、全部分かったような気もする 独断的で独りよがりな心中が延々と語られるのに、普遍的で共感できるような気にもなる なんだこれは! こういう時、いつも実践しているのは「解説」は読まないってことだ 「解説」に惑わされるな!(そんな詐欺師みたいに言わんでも)

Posted by ブクログ

2024/03/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

シンクレアは日々の生活、それらが積み重なった結果としての人生に起こるさまざまな出来事に対して感受性が豊かなのだなと感じた。だからこその彼の苦悩が胸に痛かった。そして、彼の傍から見れば単に無頼な転落も、彼のような人間だからこそのものだと思えた。 人生や物語に何かしらの解決がなければならないという訳ではないが、ストーリー上の「解決」を用意することが非常に難しい物語(趣旨)だと思った。そのうえで、あのラストがすごく味わい深かった。

Posted by ブクログ

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