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鎖国の地球儀 江戸の<世界>ものしり帖
2,530円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 弦書房 |
発売年月日 | 2017/05/23 |
JAN | 9784863291539 |
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鎖国の地球儀
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鎖国の地球儀
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日本で最初の天文地理学者・西川如見による世界地理風俗の案内書『華夷通商考』(1695年刊)と、それを充実させた『増補華夷通商考』(1708年刊)を解説した本。 オランダの北にある夜国は、一年の半分が昼でもう半年が夜で(白夜)、夜国の人は一つ目で、頭のてっぺんに口がある。一年に二...
日本で最初の天文地理学者・西川如見による世界地理風俗の案内書『華夷通商考』(1695年刊)と、それを充実させた『増補華夷通商考』(1708年刊)を解説した本。 オランダの北にある夜国は、一年の半分が昼でもう半年が夜で(白夜)、夜国の人は一つ目で、頭のてっぺんに口がある。一年に二回影が無くなる(回帰線)、白い羊が黒くなる水(逆もある)、入れば病気が治る洞穴、イタリアの女性は残らず乳房が長い、小人国、鬼国(バミューダ)、人肉食などホラも混じっているが、世界各地の情報がかなり伝わってきているのに驚く。 世界知事もオーストラリアと南極が一緒になっていること以外は割りと正確。 中国以外の漢字文化圏を「外国」、それ以外を「外夷」とする区分も面白い。 「人物はとてもいやしく常に裸で往来する。言葉は蛮語に似ていて通じない。これから登場する外夷の国々は、皆そんなものだと考えて間違いない」(p.124) 昔はどこの国も他国を見下しがち。
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