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原田マハ(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2017/06/02
JAN 9784041059265

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¥1,650

商品レビュー

3.5

121件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • アート
  • サスペンス
  • 友情
  • 成長
  • 香港
  • 学生運動
  • 窃盗団
  • 謎解き
  • ポロックの傑作
  • 人間ドラマ

アートとサスペンスが融合した物語が展開され、ジャクソン・ポロックの幻の作品を巡る緊迫感あふれるストーリーが魅力です。謎の窃盗団「アノニム」と若きアーティスト志望の高校生、張英才の視点が交錯し、オークション会場での緊張感や友情、成長が描かれます。特に、香港の学生運動が物語に与える影響は、後半の展開にハラハラドキドキを加えます。また、アートが持つ力についての考察も印象的で、「アートには世界を変える力はないかもしれないが、ひょっとしたらアートは世界を変えられるかもしれない」という言葉が心に響きます。ポロックに関するフィクションでありながら、彼自身は登場せず、独自の視点で描かれるストーリーが新鮮です。全体として、アートを通じた人間ドラマとサスペンスが見事に絡み合った作品となっています。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/09/22

原田マハさんの特有の絵画をベースにした小説で今回は珍しく?アジア圏が舞台でさらに現代アートで有名なジャクソン・ポロックの作品が元になっている。 美術館やアートの施設がまだあまり無い香港でジャクソン・ポロックの「ナンバー・ゼロ」という未発表の作品がオークションに出されるというビッグ...

原田マハさんの特有の絵画をベースにした小説で今回は珍しく?アジア圏が舞台でさらに現代アートで有名なジャクソン・ポロックの作品が元になっている。 美術館やアートの施設がまだあまり無い香港でジャクソン・ポロックの「ナンバー・ゼロ」という未発表の作品がオークションに出されるというビッグニュースが出る。アノニムという謎の団体が大金持ちに落札してもらって手元に贋作とすり替えるプランを実行する。アノニムにはスペシャリストが集結しており、ハッカーからオークションを回す人まで幅広く連携していてプラン実行していく。 そして贋作を作るのは香港で生まれ育った高校生の男の子でポロック特有の技術を勝手に自ら見つけ出したと勘違いしているタイプだったが、どんどんアートに対する知識も深まり、アートの重要性に気づき、情熱が芽生える。同時に学生運動も活発に動いている背景もあり、混沌としている時代も描いている。 マーベルのようにそれぞれのヒーローがいて悪に立ち向かう、みたいな構図で面白かったけど、その高校生の男の子を見つけ出せた経緯や学生運動でのスピーチを手伝った理由、それぞれがアノニム所属している理由がいまいち明確ではなかったのであまり腑に落ちなかった。 中高生向け?の作品だからなのか読みやすかったと同時に少し物足りなさは正直あった。

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2026/09/03

☆3.5 260903 私には少し難しかった。 原田マハさんの作品は毎回私の知らないアートの世界を教えてくれるので楽しい。

Posted by ブクログ

2026/08/16

原田マハは、ニューヨーク近代美術館での勤務経験に裏打ちされた、現代美術への深い理解を武器に作品世界を築いてきた作家だ。ルソーやモネ、ピカソといった巨匠たちを題材に、他者には真似できない“絵画を読む小説”を数多く世に送り出している。 今回の作品が向き合うのは、現代アートの象徴とも...

原田マハは、ニューヨーク近代美術館での勤務経験に裏打ちされた、現代美術への深い理解を武器に作品世界を築いてきた作家だ。ルソーやモネ、ピカソといった巨匠たちを題材に、他者には真似できない“絵画を読む小説”を数多く世に送り出している。 今回の作品が向き合うのは、現代アートの象徴ともいえるジャクソン・ポロック。物語は、美術品窃盗団が“幻の傑作”を盗み出すという、どこかピカレスクな骨格を持っている。 もっとも、現代アートは「ただ美しい」と感じる種類の快楽から距離がある。だからこそ、それを真正面から物語に据える試みは、読者の共感を得るうえで難しさも伴う。犯罪の成立を“誰にも迷惑がかからない形”でスマートに描き、ユーモアを散りばめられれば、気高いのに気取らない、愛される世界が立ち上がるはずだが、その狙いがどこまで成功しているかは評価が割れる。 特に巻頭の登場人物紹介が、結果としてラノベ的な印象を強め、読者の想像力をむしろ削いでしまう――そんな違和感も残る。 物語の鍵を握るのは、謎の美術品奪還集団「アノニム」。7人のメンバーの頭文字が “anonyme(作者不詳)” になるという遊び心を持ちながら、彼らは盗難に遭った美術品を取り返し、修復して持ち主に返す活動をしている。 ポロックの「Number 1A」や「Number 17A」といった実在作に触れつつ、未発表の大作「ナンバー・ゼロ」をめぐって、狂気のコレクターとアノニムが火花を散らす。エンタメの形をとりながらも、最後に残るのは“生きた人間の暖かさ”。そこにこそ、原田マハらしさがある――というのが、この文章の着地点である。

Posted by ブクログ

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