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アノニム の商品レビュー

3.6

107件のお客様レビュー

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    21

  2. 4つ

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2024/07/30

読後は面白かったと言えるが、いかんせんオークションまでが長い。 登場人物も多いので訳が分からなくなる時がある。 美術品を守る集団アノニム。 香港の学生、英才。 闇美術品蒐集家のゼウスの対立構図。 ゼウスに偽物を掴ませるための仕掛けが始まる。

Posted byブクログ

2024/06/30

スパイ映画のような雰囲気。ジャクソン・ポロックの真作「ナンバー・ゼロ」が、一人の台湾の少年の未来が変えられる。謎の集団「アノニム」の暗躍によってーという感じなのだけど、「アノニム」のメンバーがみなとても魅力的なので、もう少しそちらの掘り下げがほしかった。すこしだけ出てくる敵役たち...

スパイ映画のような雰囲気。ジャクソン・ポロックの真作「ナンバー・ゼロ」が、一人の台湾の少年の未来が変えられる。謎の集団「アノニム」の暗躍によってーという感じなのだけど、「アノニム」のメンバーがみなとても魅力的なので、もう少しそちらの掘り下げがほしかった。すこしだけ出てくる敵役たちもどんな人たちで、どうなってしまったの〜!と、きになる部分が残る。 BGMはサンボマスター「世界を変えさせておくれよ」。 かなり読みやすいので学生の朝読書などに向いている気がする(朝読書ってまだあるのかな……)

Posted byブクログ

2024/05/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

謎のアート窃盗団(アノニム)が世界の美術館を救う 圧倒的な迫力と、潔さと混沌と、因習の呪縛からの解放。彼が描いた1枚の絵によって、どれほど多くのアーティストが自由を獲得したことだろう 翼をください、ラブコメ

Posted byブクログ

2024/05/13

原田マハ×ジャクソン・ポロック! NYを中心に活躍し、アクション・ペインティングという新たな手法を生み出したポロック。そんな彼の新たな絵が見つかり、オークションにかけられることとなる。 しかしそこには、絵をあるべき場所に戻す謎の窃盗団アノニムが関わっていた。 そして、まだアーティ...

原田マハ×ジャクソン・ポロック! NYを中心に活躍し、アクション・ペインティングという新たな手法を生み出したポロック。そんな彼の新たな絵が見つかり、オークションにかけられることとなる。 しかしそこには、絵をあるべき場所に戻す謎の窃盗団アノニムが関わっていた。 そして、まだアーティストとしては芽が出ていない男子高生もまた、その渦に巻き込まれていく。 うーん、やはりわたしはアートミステリなストーリーのほうが好き。 ワクワク感や、アートの持つ力を感じたり、おもしろさはあるんだけど、いまひとつ物足りなく感じてしまった。 とはいえ、ジャクソン・ポロックを恥ずかしながら知らなかったので、知れて良かった!こういう出会いをもたらしてくれることはとても嬉しい。

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2024/02/12

明日への扉を開けたいw ってな事で、原田マハの『アノニム』 いや~、原田マハさんのアート関係の本は間違い無い♪ アノニム、良かった 美術の中心フランスからアメリカへと牽引させたと言っても過言じゃない、ジャクソン・ポロックのアクションペインティングによる作品ナンバー・ゼロを...

明日への扉を開けたいw ってな事で、原田マハの『アノニム』 いや~、原田マハさんのアート関係の本は間違い無い♪ アノニム、良かった 美術の中心フランスからアメリカへと牽引させたと言っても過言じゃない、ジャクソン・ポロックのアクションペインティングによる作品ナンバー・ゼロを巡って、謎の窃盗団アノニムが、悪の組織からナンバー・ゼロを守る為に仕掛けた作戦とは……。 アートで世界を変えて行く、その扉を開く為にw 楽園のカンヴァスには適わないけど、また1つ偉大なアートに触れられた心地よい満足感で一杯じゃ♪ 実物のナンバーシリーズ見てみたいなぁw 2018年42冊目

Posted byブクログ

2024/01/21

ポロックのナンバーゼロ。 香港のデモやオークションの雰囲気、ディスレクシアの若者と怪盗たち。 普段目にしないオークション用語が使われてたりします。 ついサザビーズジャパンのサイトを見に行きました。 原田マハさんを連続中。 次はどの作品がいいかな?

Posted byブクログ

2023/11/22

ちょっと漫画ぽいストーリーに感じたが、面白かった。最後の演説は、美術を尊敬する原田さんらしかったが、それで全てうまく行くのだろうかと。少し疑問が残る作品だった。

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2023/06/26

私の大好きなポロックに関するフィクション。 でも、ポロック自身は全く出て来ない。評価しにくいんだけど、物語としては面白く読めました。マハさんとしてはライトな方かな。 でも、いろんなことが解き明かされることなく、謎のまま終わるのがちょっと残念。

Posted byブクログ

2023/05/20

オークションで値段を吊り上げていくネゴはカッコ良かった。 が 全体的にムダが多い印象。 キャラ多過ぎ。 前半、何かが起こる訳でもなく、説明多過ぎ。物語の立ち上がりが助長すぎる。 1番残念だったのは、英才にスピーチさせてしまったところ。『アートで世界を変える』というコンセプトなのに...

オークションで値段を吊り上げていくネゴはカッコ良かった。 が 全体的にムダが多い印象。 キャラ多過ぎ。 前半、何かが起こる訳でもなく、説明多過ぎ。物語の立ち上がりが助長すぎる。 1番残念だったのは、英才にスピーチさせてしまったところ。『アートで世界を変える』というコンセプトなのに、結局上手すぎるスピーチの力で世界を変えてしまった。 スピーチなんかさせずに、本当のアートの力で世界を変えてほしかった。 難読症を突然治す意味がイマイチわからない…そもそも英才が難読症である必要があったのか?? 作者の実験的作品…と思いたい。

Posted byブクログ

2023/04/23

なかなか世界についていけなかったが、後半は一気に読めた。 ポロックも現代美術もわからないけれど、何かこう、壮大な良い気分になる爽快感がある。 良き。

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