商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 仮説社 |
発売年月日 | 2017/04/01 |
JAN | 9784773502824 |
- 書籍
- 児童書
うみがめぐり
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うみがめぐり
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商品レビュー
3.8
8件のお客様レビュー
命は歩き続けて……ぼくたちを通過していく。 この視点がいい。 暗い青ばかりの絵なのに、生き物たちがとても生き生きしている。不思議です。
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海の中の食物連鎖を描いた絵本。 生まれたばかりのカメが本能のまま海を目指し、過酷な環境で生き続けて成長できるのはほんの僅か。 外から見たら全くわからない、海の中のダイナミックな生き物たちの動き、緊迫感が描かれ小さな生き物は大きな生き物の命となっていく。 しかしクジラでさえもその命...
海の中の食物連鎖を描いた絵本。 生まれたばかりのカメが本能のまま海を目指し、過酷な環境で生き続けて成長できるのはほんの僅か。 外から見たら全くわからない、海の中のダイナミックな生き物たちの動き、緊迫感が描かれ小さな生き物は大きな生き物の命となっていく。 しかしクジラでさえもその命が尽きた時、海の生き物たちの栄養となる。 お互いがお互いの体の中に命を与え合う関係は、人間はもちろん、陸の動物の食物連鎖とも違う。 命を借り合いながら海で生きる生き物たちの関係はすごいの一言。 生まれたばかりのウミガメが大きなウミガメに出会う場面の迫力に痺れます。
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ウミガメを主人公に、割とリアルなタッチで描いた、海に住む生物たちの、命の連鎖の物語。 小さいウミガメの可愛さとは対照的に、ウミガメを食べようとする生物たちの迫力ある絵柄は印象的ながら(特にザトウクジラは圧巻)、襲われるシーンが多く、ウミガメにとっての海はそんなに危険なのかと、不...
ウミガメを主人公に、割とリアルなタッチで描いた、海に住む生物たちの、命の連鎖の物語。 小さいウミガメの可愛さとは対照的に、ウミガメを食べようとする生物たちの迫力ある絵柄は印象的ながら(特にザトウクジラは圧巻)、襲われるシーンが多く、ウミガメにとっての海はそんなに危険なのかと、不安を感じたりもしました(それが自然の厳しさだと言われたら、そうなのですがね)。 そんな中での、 『たべるということは いのちをうばうということではなく いのちを すこしのあいだ かりること』 といった、次の世代の、他の生き物の赤ちゃんの糧になる形で、命は返されて、巡り続けていく説明には、なるほどと思いました(ウミガメの赤ちゃんもプランクトンを食べて生きている)。 また、物語の後に、ウミガメの詳しい説明や、ウミガメが絶滅危惧種であることに、警鐘を鳴らしていたりと、絵本を読んで、ウミガメに興味を持ったお子さんが、更に詳しく知るには良いかなと思いました。 ただ、物語の文章の所々の言葉遣いが、個人的には気になってしまい・・・「とんちき」とか、「おだぶつ」は、他の言葉に差し替えてもいいのではと思いました。
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