商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 潮書房光人社 |
発売年月日 | 2017/05/01 |
JAN | 9784769816447 |
- 書籍
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北朝鮮恐るべき特殊機関
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北朝鮮恐るべき特殊機関
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会社の人に借りて、さっと目を通した、というくらいの一冊。 タイトルの通り、北朝鮮の各種スパイ機関に焦点を当てた本だが、北朝鮮のスパイが暗躍していた(しかもそれが明るみに出た)のは大体1990年代ごろまでであるため、多少の情報の古さは否めない(それは著者のせいではなく、資料の限界で...
会社の人に借りて、さっと目を通した、というくらいの一冊。 タイトルの通り、北朝鮮の各種スパイ機関に焦点を当てた本だが、北朝鮮のスパイが暗躍していた(しかもそれが明るみに出た)のは大体1990年代ごろまでであるため、多少の情報の古さは否めない(それは著者のせいではなく、資料の限界である)。実際のところ北朝鮮の現時点でのスパイ機関の能力を知る資料は少ないため、ある程度は仕方ないところだろう。 とはいえ、かつての特殊部隊がどのような訓練をしていたのか、ということについて脱北者や拘束された元スパイらの証言をもとに具体的に、かつ生々しく記されているのは興味深い。特に韓国や外国に潜入するための偵察兵の訓練について詳述されているが、訓練中に何人もが犠牲になったり、ひどい障害が残るような厳しい訓練が行われていたとされ、少し想像するだけでも気が滅入るような内容だ。 現在、どのようなレベルで訓練が行われているのかはわからないが、特殊部隊が現在も北朝鮮に存在していることがはっきりと確認されている以上、それに対する備えをすべき・・・だが、こうしたゲリラ的な「テロリスト」にはどう対応すべきなのだろうか、と暗澹たる気分になるのも事実だ。 そのほか、韓国に潜入した幾人かの有名北朝鮮スパイについてのエピソードが収められているが、私が知らない話もあったので、こうした北朝鮮の特殊部隊やスパイについて知る導入として、気軽に読める本だと思う。
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