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現代中国経営者列伝 星海社新書108
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 星海社/講談社 |
発売年月日 | 2017/04/01 |
JAN | 9784061386136 |
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現代中国経営者列伝
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現代中国経営者列伝
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商品レビュー
3.9
11件のお客様レビュー
世界経済に興味がある人におすすめ。社会主義国家の中でどのようにBATのような巨大企業が生まれたのか分かる
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購入時に一回ざっと読んだものの、この頃の華為を中心とした米中貿易戦争の補助線を弾きたいと思って再読。驚いたことに、本書が書かれている段階で、現状の華為の状況を予想するようなことが書いてあった。 公開情報だけでも丁寧に追うことで、かなりいいところまで将来が予測できるといういい例。
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その書名通り、現代中国の産業の中核を担う企業の創始者たちの物語。ネット系企業に偏ることもなく、ハードウェア、ソフトウェア、食品、映画と適度に分散している。 終章に書かれているよう次世代の経営者たちは、国内外の名門大学でMBAを取得したという時代になってきている。しかし、この本の中に出てくるような経営者たちは時代に翻弄されつつ、がむしゃらに突き進み、失敗を重ねながら成功してきているというイメージがある。レノボの柳氏が最初にPCのセッティングを商売としていた時、路上で大根を売ることまでやったと書かれているように。またハイアールが製品を開発するのではない、市場を開拓するのだという言葉がスタッフに叩き込まれているという。その好例が、四川省山岳部で洗濯機の排水口が詰まる故障が頻発していた時、調査によって現地の農民たちは洗濯機を使ってイモを洗っていたのだという。ハイアールはここにニーズがあるのではないかと判断し、イモを洗える洗濯機を開発したという。 どの経営者も”第一桶金”と呼ばれる、最初の成功・金銭的なリターンがあり、そこから拡大していっている。また国によってだらだらと運営される事に慣れていた人たちを信賞必罰で組織を改変したり、一から作ったりしたと随分簡単に書いてあるが、そもそも簡単に出来るものとは思えず、かなり”ブラック”な感じでめちゃくちゃに強権を発動したりしたんじゃないかなとおも思った。 P.3 中国経済の高成長については日本のメディアもよく取り上げているが、ある重要な点を取り逃がしているのではないか。それは「成長は楽しい」という事実だ。今日より明日のほうが給料がよくなる、生活がよくなるという希望。新しいジャンルのマーケットが次々と立ち上がり拡大していくという熱気。低成長が続く日本では感じられない「楽しさ」がそこにはある。環境問題や無秩序な開発がもたらす混乱は確かに存在するが、それでも「成長は楽しい」という実感のほうがより強いのだ。 P.40 愛国主義、コストパフォーマンス、強力な販売網。この3点セットはPC市場だけではなく、家電や飲料品、スマホなどのさまざまな分野でも繰り返される、中国市場における勝ちパターンだ。
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