商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 京都大学学術出版会 |
発売年月日 | 2017/04/01 |
JAN | 9784814000746 |
- 書籍
- 書籍
中世の〈遊女〉
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
中世の〈遊女〉
¥4,180
在庫あり
商品レビュー
0
1件のお客様レビュー
『吉原炎上』『さくらん』など、フィクションで描かれる、いわゆる「遊女」のイメージは、近世以降の「遊郭に売られて、売買春をさせられている」性奴隷のイメージだが、 中世の遊女たちは、必ずしも売春していなかった、どちらかというと、芸能民としての意味合いが強かったのではないか、差別も酷...
『吉原炎上』『さくらん』など、フィクションで描かれる、いわゆる「遊女」のイメージは、近世以降の「遊郭に売られて、売買春をさせられている」性奴隷のイメージだが、 中世の遊女たちは、必ずしも売春していなかった、どちらかというと、芸能民としての意味合いが強かったのではないか、差別も酷くなかったはず、という指摘。 天皇家に出入りがあったようだが、天皇家に強制的に奉仕させられていた、ということはなかったのではないか、 母を家長とした「家業」だった、母系の「イエ」の集団が座として巡業していたイメージを指摘。 いつしか芸能性が薄れ、被差別性が強くなり、売買春するようになっていたのは、社会の性規範の変化が関係するのではないか、と。そうやって近世以降のイメージに近付いて行ったのではないか、と。 変化の過程でなにがあったかを知りたい!もどかしい
Posted by