商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/03/01 |
JAN | 9784105901363 |
- 書籍
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人生の段階
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人生の段階
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商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
歴史の本でも読んでいるのか錯覚するような冒頭だったけど読み進めれば進むほど深くなり、悲しみや孤独、喪失について深く語られていった それはもはや哲学に近い形ですらあり、難しい内容ではあったが読み応えがあった。
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気球の歴史を書いているのかと思いましたが違いました。いや、しかし、やっぱり気球の歴史なのかもしれません。うーん、どうすればいいのでしょう。 手練れの小説家の「喪失」を巡る自己凝視は気球で飛ぶフランスの女優の話になるというのがジュリアン・バーンズなのですね。そんなふうに言っちゃ...
気球の歴史を書いているのかと思いましたが違いました。いや、しかし、やっぱり気球の歴史なのかもしれません。うーん、どうすればいいのでしょう。 手練れの小説家の「喪失」を巡る自己凝視は気球で飛ぶフランスの女優の話になるというのがジュリアン・バーンズなのですね。そんなふうに言っちゃいけないのかもしれませんが、なんとも、まあ、うまいものです。 ブログにうだうだ書きました。覗いてみていただければ嬉しい。 https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202111180000/
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妻を(正確には最愛の妻を)なくした作家の記録。 感傷を超えた先の、いっそ淡々とした風なのだけど、傷は一切癒えてなんていない。まだ生傷のままだ。瘡蓋になんてなっていないし、瘡蓋にしたいのかもわからない。 このことを説明する前に気球に関する2章がある。 ないとつながらないし、かといっ...
妻を(正確には最愛の妻を)なくした作家の記録。 感傷を超えた先の、いっそ淡々とした風なのだけど、傷は一切癒えてなんていない。まだ生傷のままだ。瘡蓋になんてなっていないし、瘡蓋にしたいのかもわからない。 このことを説明する前に気球に関する2章がある。 ないとつながらないし、かといってぴったりくっついてもいない。(「組み合わせたことのないものを二つ、組み合わせてみる。それで世界が変わる。」という幾度となくでてくる文章みたい)
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