商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2017/03/28 |
JAN | 9784062204996 |
- 書籍
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決戦!忠臣蔵
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決戦!忠臣蔵
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
こちらも近所の図書館の福袋企画にて、借りたもの。 今まであんまり忠臣蔵に興味が湧かなかったなぁ。(年がバレるが)子どものころ、父が好きで観ていた年末時代劇で放送されたのを観たというだけの記憶があるのみです。中身までは理解していなかったかあるいは覚えきれなかったか。いずれにしても...
こちらも近所の図書館の福袋企画にて、借りたもの。 今まであんまり忠臣蔵に興味が湧かなかったなぁ。(年がバレるが)子どものころ、父が好きで観ていた年末時代劇で放送されたのを観たというだけの記憶があるのみです。中身までは理解していなかったかあるいは覚えきれなかったか。いずれにしても、大石内蔵助や浅野匠守、吉良上野介といった人物名が少しと、四十七の赤穂浪士が吉良家へ討入りを果たしたということくらいしか脳みそのなかには入っていない…… 忠臣蔵を知る良い機会になったかも。 好きな朝井まかてさんや読んだことのある作家さんと、まだ読んだことのない方とで半々くらい。新しい出会いがあるといいなぁ。
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戦国以外の決戦シリーズ第2弾。今回の舞台は、皆大好き忠臣蔵。 語り部が飼い犬の「妻の一分」が残ったかなぁ。 畜生でも恩義は忘れない、というのはテンプレの語り部なんだけど。題材が忠臣蔵という御恩と奉公の代名詞みたいなものなので、乗せられたというか。 御恩と奉公の使い方違うけども、...
戦国以外の決戦シリーズ第2弾。今回の舞台は、皆大好き忠臣蔵。 語り部が飼い犬の「妻の一分」が残ったかなぁ。 畜生でも恩義は忘れない、というのはテンプレの語り部なんだけど。題材が忠臣蔵という御恩と奉公の代名詞みたいなものなので、乗せられたというか。 御恩と奉公の使い方違うけども、表現しやすいので。
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※このレビューにはネタバレを含みます
『決戦!』シリーズ、いつか読みたいと思っていたら、 なんと大好きな『忠臣蔵』があると知り、昨年の12月に読みました。 印象深かったのは、 朝井まかてさんの#妻の一分 大石家の唐之介なる忠臣の語りがユニークで、個人的にツボです。 時の将軍・綱吉ということかな。 梶よう子さんの#雪の橋 唯一吉良家側から書かれている。 吉良家の小姓・清水一学の目線で語られる吉良夫妻。 主君と愛しい人を守ろうとして散った彼の覚悟。 泣けた。 諸田玲子さんの#与五郎の妻 神崎与五郎が、討入り前に離縁した妻に会う話。 今生の別れ…行列を待つ場面で終わってくれてよかった。 山本一力さんの#笹の雪 討ち入りの日、義士を迎え入れる泉岳寺の様子が書かれている。 粛々とお沙汰を待つ義士たちのふるまいに、心が静かに澄んでいく。 (大高源吾らの辞世の句は、この時泉岳寺で彼らのお世話をした雲水によって伝えられたとのこと。) 浅野家側から語られることの多い「忠臣蔵」ですが、 「殿中で刃を振るった主君の愚行こそ憎め、我大殿に落ち度なし」 清水一学のこの言葉に、どちらの側にも”真実”があったのだと改めて思い知らされる。
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