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冬の灯台が語るとき ハヤカワ・ミステリ文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2017/03/27 |
JAN | 9784151797026 |
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冬の灯台が語るとき
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冬の灯台が語るとき
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
・あらすじ エーランド島シリーズ2作目。 エーランド島東北部、ウナギ岬にある19世紀に建てられた灯台守の屋敷が舞台。 屋敷に越してきたヴェスティン一家に起こった事件とそこで暮らしてきた人々の歴史、幽霊話と追悼と思い出話が本筋。 そこに空き巣三人組とエーランド島に赴任してきた新人女性警官の3組のエピソードが交錯し後半で収束していく。 ・感想 ミステリー要素はメインではなく、厳しい環境の中人々の営みを支え続けてきた屋敷とその土地で過去生きていた人々、そして現在生きている人々の苦悩や自然への畏怖が描かれてた。 屋敷に刻まれた悲しみの記憶とそこに生きていた人々に想いを馳せ、そして連綿と続き交差してきた様々なものの途中に自分はいっときぽつんと立っているんだな、とふと考える。 基本的には諸行無常盛者必衰の精神で生きてるけど、だからといって人々の歴史、大切にしてきたものを軽んじることは違うし、その塩梅やせめぎあいってどこでも難しいねと思った。
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スウェーデン、エーランド島にある双子の灯台を望む古い屋敷に越してきた家族に訪れた悲劇。前作「黄昏に眠る秋」同様、ゆっくりと人間関係が剥がされてゆく。過去と現在を往復しながら、ブリザードの雪や暗い海に世界に引き摺り込まれるような錯覚を覚える。 前作に続き、老人イェロホフも登場し、ほ...
スウェーデン、エーランド島にある双子の灯台を望む古い屋敷に越してきた家族に訪れた悲劇。前作「黄昏に眠る秋」同様、ゆっくりと人間関係が剥がされてゆく。過去と現在を往復しながら、ブリザードの雪や暗い海に世界に引き摺り込まれるような錯覚を覚える。 前作に続き、老人イェロホフも登場し、ほっとさせられる。
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面白い。でも、600ページ近い作品は初老には読了に時間がかかりすぎて。もっと早く読めたら、さらに面白さは増幅したのかもしれません。ただ、やっぱり私は海外ミステリーは苦手かもしれません。
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