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男爵の密偵 帝都宮内省秘録 朝日文庫
660円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
| 発売年月日 | 2017/03/07 |
| JAN | 9784022648440 |
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男爵の密偵
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男爵の密偵
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商品レビュー
3
6件のお客様レビュー
漫画チックな表紙に期待せず読みましたがなかなかおもしろかった☆ ただなんとなくとっ散らかった印象もあり…虎弥太と春衡伯爵との話はわかるんだけど、ほかの男爵子爵の事件や清国の遺品の謎からの強盗団やその一味諸々ありすぎてなんか中途半端な感じ。 それよりも虎弥太と美園尾と副島の関係とか...
漫画チックな表紙に期待せず読みましたがなかなかおもしろかった☆ ただなんとなくとっ散らかった印象もあり…虎弥太と春衡伯爵との話はわかるんだけど、ほかの男爵子爵の事件や清国の遺品の謎からの強盗団やその一味諸々ありすぎてなんか中途半端な感じ。 それよりも虎弥太と美園尾と副島の関係とか、虎弥太の生い立ちをもっと深掘りしてほしかったかも。 続編はないのかなぁ…
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※このレビューにはネタバレを含みます
若さまやキヨが支那への憧れや彼の地で散った恋人への思いを抱いているのに対し、虎弥太が終始冷めた目で眺めている点にリアリティを感じました。支那に滞在していた過去があるとはいえ、虎弥太は支那文化に明るいというわけではありません。料理人としての腕も、あくまでも生きるために身につけたものでしょうし、彼が作るメニューも地に足のついたものの印象。支那に流れ着きそこで生きていた虎弥太にとっては、崇拝するような特別な場所ではないのでしょうね。 支那かぶれと揶揄され、一見ふわふわした若さま。野良犬としての矜持を保つ虎弥太。お互い見るべきところは見ていて評価し合っている関係性がよかったです。 キャラクターや世界観は素敵でしたが、連続殺人事件や黒幕の謎が解決されず、やや消化不良な印象を受けました。発売されてからかなり時間が経っていますが、続きが出て諸々が明らかになることを祈っています。
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タイトルから密偵・虎弥太の活躍を描く連作かと勝手に決めつけていたら、鼻煙壺の謎を伯爵候補の殿様が追い、それに連続華族殺人事件が絡むという長編推理。連続殺人の謎は完全には解かれず、それにまつわる怪人も正体不明のまま放り出される。どうやらシリーズ物の第一話ということのよう。二作目が出たらどうしようかな。
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