商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/02/25 |
JAN | 9784163906096 |
- 書籍
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終りなき夜に生れつく
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終りなき夜に生れつく
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商品レビュー
3.6
60件のお客様レビュー
夜の底は柔らかな幻のスピンオフ短編集。 本編を再読してから読んでよかった。 みつきと勇司の海外の医者活動のお話 勇司と葛城の大学生のお話 葛城が入国管理官にスカウトされるお話 神山の東京時代のお話。
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タイトルが素敵!と思って読んでみたら不思議な能力を持つ「在色者」とか「イロ」とか何の事やら。恩田陸は時々、不思議な話をかく。タイトルを検索してみたら最初に出てきたのはアガサ・クリスティの同タイトルの作品であった。原題は「Endless night」・・・訳した人がすごい。話の内容...
タイトルが素敵!と思って読んでみたら不思議な能力を持つ「在色者」とか「イロ」とか何の事やら。恩田陸は時々、不思議な話をかく。タイトルを検索してみたら最初に出てきたのはアガサ・クリスティの同タイトルの作品であった。原題は「Endless night」・・・訳した人がすごい。話の内容はもちろん全く違うのだが。短編だから読みやすかった。「在色者」として生まれた者たちには朝は来ないというのか。そうなるとタイトルのイメージも重たいものになってしまう。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
『夜の底は柔らかな幻』スピンオフ短編集。 「砂の夜」は、みつきと勇司が海外医療ボランティア先で遭遇した在色者による事件の話。髪色などは違うけれど、ルカスはもしや青柳? 「夜のふたつの貌」は勇司が途鎖大学で葛城と知り合う話。改めて、勇司はすごくいいキャラだなあ。 「夜間飛行」は葛城が入国管理官の幹部候補生としてスカウトを受ける話。神山を追う記者が主人公の「終りなき夜に生れつく」にも通じるけれど、栄会陰に終わらない夜を生きる宿命からは葛城も神山も逃れられなかったんだなあ。 このシリーズ、もっと読みたいです・・・。
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