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風と共に去りぬ 全6冊セット 岩波文庫
6,380円
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商品詳細
| 内容紹介 | //付属品~美装ケース付 |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2017/02/01 |
| JAN | 9784002012230 |
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風と共に去りぬ 全6冊セット
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
風と共に去りぬ、面白くて読むのをやめられず遂に六巻読み切った。途中まで読んだときはやはり人種差別的な部分を受け入れがたかった。とくにプリシーの扱い。子どものプリシーを戦火のなか放り出して医者を連れてこさせるのは完全に子どもの権利の剥奪。しかし全巻読んだうえでなぜこの物語が不朽の名作といわれるのかよくわかる。女性の視点だからこその反戦文学であり、フェミニスト文学でもあり歴史小説でもある。歴史に翻弄される人々を描いていて戦争描写もとてもリアルだけど人間ドラマとして素晴らしい。人物が多面的で重層的で魅力が半端ない。そしてその性質が物語として本当に巧み。終盤問題ありの人々ばっかだなこの小説て思ったけどだからこそ清廉潔白なメラニーが際立ち、また彼女の死が古き良き南部の死を意味するのも凄いと思った。スカーレットは問題だらけの人間なのに、魅力が半端ない。彼女が強い人だからこそ、いろいろなものを背負わされることに心が動いた。彼女の生き方は私たちの人生のヒントにもなる。彼女は子供に優しいひとではないけれど、何度も耐え難い試練を乗り越え、試練によりおかしくなってしまう人々もいるなか、一貫して明日を信じている。メラニーを戦火で見捨てなかったのは理由はどうあれ彼女も本当のところメラニーが心底大切だったのだと思う。強く誠実でないとできない行為をやってのけた。メラニーは彼女の本質をレット以上に見抜いていたからスカーレットを誰より愛したのだろう。そしてメラニーが本当に大切だったとスカーレットが気づく描写も素晴らしい。スカーレットとレットは愛することを素直に認めることができないことが関係の亀裂となった。でもそれを通してスカーレットは愛することができるようになった。スカーレットは大事な人を失ってもそれについては明日考える、明日は別の日だからと乗り越えていき、全てを失っても最後まで明日を信じる。悲劇的なことばかりなのに強い楽観主義でのりこえるそのテーマが一貫していて、本当に稀有な作品だと思う。ミッチェルがこの作品で度胸がある人とない人について書いたと述べたそうだが、まさしくスカーレットとメラニーが度胸がある人で、スカーレットは誰よりも度胸がある人なのだ。若干30代でミッチェルがこんな傑作を書いたなんて彼女はどれだけ頭が良く達観していたのだろう。
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映画を見て主人公がどうしても好きになれず、原作を読めば人気の理由が理解できるのかと期待して読み始めました。結論としては、最後まで主人公に好感も共感も持てず残念でした。貧困と戦い力強く生き抜く主人公に惹かれる気持ちは部分的には理解できますが、そのために他人を顧みない金の亡者になるわ...
映画を見て主人公がどうしても好きになれず、原作を読めば人気の理由が理解できるのかと期待して読み始めました。結論としては、最後まで主人公に好感も共感も持てず残念でした。貧困と戦い力強く生き抜く主人公に惹かれる気持ちは部分的には理解できますが、そのために他人を顧みない金の亡者になるわけで、スカーレットを好きという人は多いですが、わたしにはあまり理解できませんでした。原作ではむしろレット・バトラーやアシュリーの方に共感を持てましたし、人物像をより深く理解できました。 これはむしろ戦争小説として、南北戦争時代の、南部資産家側からの記録として読むと面白いと思います。本書にはとくに黒人に対する差別的な表現が多くあったり(それが「あえて」なのかどうかは判断が難しいところ)、白人の中の貧富の差、黒人の中の家付き奴隷と畑奴隷の差などが露骨に描かれていたりし、一方で南部人の誇り、大切な人を大勢失くしても戦争をやめず、負けても北部人に追従するくらいならと貧しさに耐えて生きる人々のゆがんだメンタルがよく描かれています。KKKが生まれた経緯が(共感はできませんが)理解できてしまうほどです。極端な状況下や時代の空気の下に置かれると、また群集心理が働くと、いかに正しい判断力が失われるかということが如実に描かれています。特に序盤の、戦争に向かって世論が盛り上がっていくあたりの空気感は恐ろしいほどです。この小説をこれから読むならむしろ戦争小説として、反面教師的に読むべきなのかもしれません。
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こんな強烈な読書体験は毎シリーズ発刊時の自分の年齢が主人公の年齢とほぼ一緒で、自分と共に成長を歩めたハリーポッターシリーズ以来だった。読み終わった今、最後の展開は以前より知っていたのにスカーレットの運命に戸惑い、気持ちの整理がつかない。どうかスカーレット幸せになって!!私はこの本...
こんな強烈な読書体験は毎シリーズ発刊時の自分の年齢が主人公の年齢とほぼ一緒で、自分と共に成長を歩めたハリーポッターシリーズ以来だった。読み終わった今、最後の展開は以前より知っていたのにスカーレットの運命に戸惑い、気持ちの整理がつかない。どうかスカーレット幸せになって!!私はこの本をこれからの人生で指針にしていきたい。折に触れて何度も何度も読みたい。強く生きる勇気をもらった。マーガレットミッチェルに感謝したいし、素晴らしい話だった。
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