商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2017/02/15 |
JAN | 9784163905631 |
- 書籍
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笑いのカイブツ
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笑いのカイブツ
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商品レビュー
3.4
44件のお客様レビュー
1冊一気読み。わたしは読むのが遅いので時間はかかったけど読みたくなる文章だった。映画版を観たあと、著者のツチヤタカユキ氏のことをすこし調べてたからわかりやすいのもあると思うけど、さすが寝食を削ってまで大喜利という文章を書き続けただけはある、無駄がなくリズムの良い文章は読んでてとて...
1冊一気読み。わたしは読むのが遅いので時間はかかったけど読みたくなる文章だった。映画版を観たあと、著者のツチヤタカユキ氏のことをすこし調べてたからわかりやすいのもあると思うけど、さすが寝食を削ってまで大喜利という文章を書き続けただけはある、無駄がなくリズムの良い文章は読んでてとても心地よかった。うまい。個人的にはこの本からツチヤさんを知ったひとのためにもオードリー若林さんとのことをはっきり詳しく書いて欲しかったかも。ラジオを知ってるひとや映画を観たひとだけでなく、読書家の方々にもすすめたくなる文学作品でもあると思った。 彼自身がしぬほど苦しんでるのはこちらも苦しくなる。でも彼のことを慕うひとがいるのはとてもよくわかる。うらやましくなる。ところどころ声を出して笑ってしまい、反射的にイイネをつけそうになるネタがあった。面白かった。これまでの経験をいかして活躍してほしい。
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延々と自分が上手くいかない言い訳を聞かされていて反論したいのに反論したら自分の親しい人が誰か一人殺されるから我慢して過ごすしかない。そんな気分である。 平凡な日々から逃れたい、というのは極一部の天才が本当にこんな枠に閉じ込められるタマじゃない、と飛び出すか、あるいは何も出来ない言...
延々と自分が上手くいかない言い訳を聞かされていて反論したいのに反論したら自分の親しい人が誰か一人殺されるから我慢して過ごすしかない。そんな気分である。 平凡な日々から逃れたい、というのは極一部の天才が本当にこんな枠に閉じ込められるタマじゃない、と飛び出すか、あるいは何も出来ない言い訳のために使用するかのどちらかだ。 私小説というのを言い訳にしても面白くないし、ちょっと文章を齧った進学校のヘタレ高校生が書きそうな過剰な自意識が垂れ流しになっているだけで嫌気が差した。平凡に生きられない人間が、それ以上に羽ばたけるわけがない。自分はこの言い訳だらけの本が嫌いだし、この著者の本は二度と読まないと思う。
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究極を突き詰めることの苦悩と快感と精神の境界線をテーマにした作品は様々あるが、こと笑いに関していうと、手品の種明かしがタブーとされているみたいに、裏を知ると笑えなくなっちゃうよなーと思った。努力の種明かししちゃうと無粋に感じてしまう。お笑いは究極のクリエーターだと個人的には思うが...
究極を突き詰めることの苦悩と快感と精神の境界線をテーマにした作品は様々あるが、こと笑いに関していうと、手品の種明かしがタブーとされているみたいに、裏を知ると笑えなくなっちゃうよなーと思った。努力の種明かししちゃうと無粋に感じてしまう。お笑いは究極のクリエーターだと個人的には思うが、画家やアーティストなんかと比べて損な職業なのかも。
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