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白痴(2) 光文社古典新訳文庫
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白痴(2) 光文社古典新訳文庫

フョードル・ドストエフスキー(著者), 亀山郁夫(訳者)

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白痴(2) 光文社古典新訳文庫

946

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 光文社
発売年月日 2017/02/09
JAN 9784334753481

白痴(2)

¥946

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2024/07/23

どうだ見たか!これがドストエフスキーじゃい!(# ゚Д゚) 「白痴」と言われる主人公ムイキシン公爵と炎の友ロゴージン、そして謎多き絶世の美女ナスターシャの三角関係を描く恋愛小説の名作『白痴』 混乱のままに終幕した第一部に続くこの第二部はなんとナスターシャが一切登場しません(厳...

どうだ見たか!これがドストエフスキーじゃい!(# ゚Д゚) 「白痴」と言われる主人公ムイキシン公爵と炎の友ロゴージン、そして謎多き絶世の美女ナスターシャの三角関係を描く恋愛小説の名作『白痴』 混乱のままに終幕した第一部に続くこの第二部はなんとナスターシャが一切登場しません(厳密には一言だけ声の出演があるんですが、最初誰だかわかりません) おかげで物語は一切進みません 文庫本400頁弱の間それはもう見事に進みません マジすか?マジすかドスちゃん? マジ須賀小六(いらんいらん) そして物語の本筋とは関係ないことを異常なまでにこねくりまわします いやもちろん底んところで主題とつながってるんだろうけどさ でもやっぱり関係ないことこねこねしやがって!と思うのよ そんなにこねたら酵母死ぬわ!一切膨らまんわ!と思うのよ だけどこれこそがドストエフスキーなのよ!(ほんとに分かってる?) そしてこれが面白い! 人間の内面を皮肉を込めてなんたらかんたら言いたくなるのよ! ドストエフスキーってそういうものなのよ! でも第三部はどうか話進めて下さい なにを読まされてんねんとちょっと思いました ちょっとです

Posted by ブクログ

2021/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

作者が語り手となり始まる第2巻。第1巻の半年後から始まる。この半年の間の出来事は後から薄っすらと提示される。 遺産を手にして大金持ちになったムイシキンは公爵はロゴージンと再会し十字架を交換するが、ホテルでロゴージンに襲われ癇癪の発作を起こす。別荘に移り住み、訪問客に囲まれた公爵の前に、遺産の正式な相続人と自称するブルドフスキーが現れるが、公爵はそれは虚偽であると釈明、その後ナスターシヤが突然現れて去っていく。 この2巻で目立つのは前半はロゴージン、後半はガヴリーラの弟の友人イッポリート。特にイッポリートは結核を患い、あと数週間の命というところだが、お金を貸してくれる叔父(レーベジェフ)に悪態をつき、ブルドフスキーとともにやってきて演説を始める。その内容が自分勝手を極めた内容で共感できない…。 巻末の「読書ガイド」を読まないとアグラーヤが朗読する詩の意味がさっぱり分からないので、巻末は読むべきですね。 ロシア作家ウリツカヤが「第二部には、若干、辟易させられるところがある」(P360)と言うだけあってこの巻はやや冗長と感じました。

Posted by ブクログ

2021/03/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

1巻と違って2巻はやや話が停滞気味でしたが、中二病みたいな集団の不毛なやり取りも、段々と彼らの言い分にも同意は出来ないけど共感は出来なくもないような不思議な感情が芽生えてきたりしたところが面白かったかな☆ 一見すると明らかに間違っているように思われるデタラメな主張も、言ってる本人からしてみたら正当な主張である可能性もあるので、まずはそれに対して最後まで耳を傾ける事の大事さみたいなのもちょっぴり感じました♪

Posted by ブクログ

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