1,800円以上の注文で送料無料

骨を彩る 幻冬舎文庫
  • 新品
  • 書籍
  • 文庫

骨を彩る 幻冬舎文庫

彩瀬まる(著者)

追加する に追加する

骨を彩る 幻冬舎文庫

660

獲得ポイント6P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎
発売年月日 2017/02/07
JAN 9784344425699

骨を彩る

¥660

商品レビュー

4.1

79件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/08/30

前の話に登場した人が次の話で語り手になる。 こういう話、好きです。 語り手から脇役になると印象が変わるのが不思議。 どの話もしんと染みてよかったです。

Posted by ブクログ

2024/07/30

すべてに満ち足りて生きている人はいない。この連作短編集で思ったことだ。 亡くなった家族のことに想いを巡らせながら生きている人。拠り所を見つけて、何事もないかのように生きている人。自分にないものを持っている人に、嫉妬したり、関わりを絶ったりして、今の自分を正当化して生きている人。...

すべてに満ち足りて生きている人はいない。この連作短編集で思ったことだ。 亡くなった家族のことに想いを巡らせながら生きている人。拠り所を見つけて、何事もないかのように生きている人。自分にないものを持っている人に、嫉妬したり、関わりを絶ったりして、今の自分を正当化して生きている人。表向きはうまくやってるようでも、本当は辛いことを秘めている人。本当の自分を出せない人。自分を守るために人を蔑んでいる人。自分ではどうしようもないことを抱えている人。この登場人物達のことを知るにつれて、誰もが自分にないものを抱え、悩みながら生きていることについて考えた。 読後、改めて見ると、キラキラしたイチョウの葉っぱが降る表紙が、この物語を包んでいるように思えた。

Posted by ブクログ

2024/07/11

本編も当然ですが、最近解説を読んで、作家先生は、言葉を形にするのが凄く上手なんだと改めて実感します。当たり前ですが。 解説であるように、物語それぞれが「寡黙」ではあるが、それでいて「鋭利」であり「優しい」。読んでよかったです。 桐野夏生さんの「日没」からの、振れ幅、最高かよ。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品