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ギリシア人の物語(Ⅱ) 民主政の成熟と崩壊
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ギリシア人の物語(Ⅱ) 民主政の成熟と崩壊

塩野七生【著】

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ギリシア人の物語(Ⅱ) 民主政の成熟と崩壊

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/01/27
JAN 9784103096405

ギリシア人の物語(Ⅱ)

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商品レビュー

4.4

36件のお客様レビュー

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2020/05/10

紀元前462年、正義の人アリステイデスが死に、アテネは、ペリクレスにより、民主政の成熟を迎える。 アテネを中心とする一大経済圏であるデロス同盟、スパルタ王アルキモダス率いる軍事同盟であるペロポネソス同盟、一方アテネとスパルタの背後にはペルシア王アルタ・クセルクセス。 ペロポネソス...

紀元前462年、正義の人アリステイデスが死に、アテネは、ペリクレスにより、民主政の成熟を迎える。 アテネを中心とする一大経済圏であるデロス同盟、スパルタ王アルキモダス率いる軍事同盟であるペロポネソス同盟、一方アテネとスパルタの背後にはペルシア王アルタ・クセルクセス。 ペロポネソス戦役を経て、アテネは民主政から衆愚政へと移行し、アテネは衰退していく。 なんか、今の日本の衆愚政治を見ているようですね。

Posted by ブクログ

2019/12/05

ソクラテスやプラトンの時代は、アテネが衰退した時代。パルテノン宮殿もアテネが成熟したペリクレスの時代に建立されたわけだから、芸術や文化は、国の成熟期から衰退期に花開くというのは古代ギリシャも同じということです。

Posted by ブクログ

2019/07/16

第1巻ではギリシアが共同してペルシアから国を守り、そして特にアテネが輝いていた。しかしこの第2巻では2大都市国家のスパルタとアテネがそれぞれ同盟を作って、対抗し、ついに戦争を始めてしまう。それぞれに同盟の内容が個性的なところは面白いが、特にアテネがその民主主義のために行動を縛られ...

第1巻ではギリシアが共同してペルシアから国を守り、そして特にアテネが輝いていた。しかしこの第2巻では2大都市国家のスパルタとアテネがそれぞれ同盟を作って、対抗し、ついに戦争を始めてしまう。それぞれに同盟の内容が個性的なところは面白いが、特にアテネがその民主主義のために行動を縛られてしまったためか、しだいに追い込まれていってしまう。ついにはスパルタとの争いに敗れて降伏してしまうところで2巻の物語は終了する。日本では卑弥呼しか名前が残っていないような時代に、様々な魅力的な人物が活躍し、しかもその記録が残っていて現代でも読み解くことができることに驚く。

Posted by ブクログ

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