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スイミングスクール
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スイミングスクール

高橋弘希(著者)

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スイミングスクール

1,540

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2017/01/30
JAN 9784103370734

スイミングスクール

¥1,540

商品レビュー

3.3

9件のお客様レビュー

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2021/04/15

淡々と語られるストーリーは実体験のごとく情景が浮かび上がり、筆者の描写力に感銘さえ覚える。タイトルや序章からほのぼのとした内容かと思いきや予想を裏切る展開に引き込まれた。

Posted by ブクログ

2019/03/16

愛犬の死後、スイミングスクールに通うと言い出した娘を持つ母の気持ち。 母となって、思い出される自分の母との記憶と幼少期。 日に日に泳ぎを覚えてくる娘の成長。 母と一緒に録音したカセットテープのこと。 他短編。 自分の不貞のせいで妻と別居している期間に 熱を出しそのまま意識が...

愛犬の死後、スイミングスクールに通うと言い出した娘を持つ母の気持ち。 母となって、思い出される自分の母との記憶と幼少期。 日に日に泳ぎを覚えてくる娘の成長。 母と一緒に録音したカセットテープのこと。 他短編。 自分の不貞のせいで妻と別居している期間に 熱を出しそのまま意識が戻らなくなった幼い娘を見舞う日々。 2つの話も落ちはない。 著者の話は結末がどうとかじゃなくて、繊細で陰影のある文章や雰囲気を楽しむ感じ。 それが心地よい。 スイミングスクールのバスに乗り遅れた娘の悲壮感、 大人になれば大したことのないそんなことだけど、子供の時は確かにそうだった気持ちを思い出させてくれる。

Posted by ブクログ

2018/10/16

高橋氏初の現代劇、親子の関係性を描いた二篇のその冷え冷えとした空気感に戸惑いを隠せない。夜驚症で泣き叫ぶ子供に「ざまぁみろ」と薄笑う母親にも驚くがそれを通り越して唖然としてしまうのは脳症で娘を失う瞬間にも傍観者然とした冷静すぎる父親の姿。その感情は「指の骨」にある死が恒常化する戦...

高橋氏初の現代劇、親子の関係性を描いた二篇のその冷え冷えとした空気感に戸惑いを隠せない。夜驚症で泣き叫ぶ子供に「ざまぁみろ」と薄笑う母親にも驚くがそれを通り越して唖然としてしまうのは脳症で娘を失う瞬間にも傍観者然とした冷静すぎる父親の姿。その感情は「指の骨」にある死が恒常化する戦場での諦観や達観とまるで変わらないのではないか。 いったい何を伝えようとしているのか?少なくとも私の頭の引き出しの中にその鍵はなかった。 思いを巡らせるほどに深まる心の闇、これを単に世代の違いだからと済ませてよいわけではあるまい

Posted by ブクログ

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