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知の仕事術 インターナショナル新書001
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知の仕事術 インターナショナル新書001

池澤夏樹(著者)

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知の仕事術 インターナショナル新書001

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社インターナショナル
発売年月日 2017/01/01
JAN 9784797680010

知の仕事術

¥814

商品レビュー

3.7

39件のお客様レビュー

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2025/08/23

★読書とはその本の内容を自分の頭に移していく営みである。 生きるために 思想、知識、情報の順に大事 情報、日付のデータ情勢を知る 知識、普遍化された情報、普通の定義、古いものはアップデート要 思想、上記を素材にして構築される指針 それ自体が人格を持っていて、成長統合分裂し運命を...

★読書とはその本の内容を自分の頭に移していく営みである。 生きるために 思想、知識、情報の順に大事 情報、日付のデータ情勢を知る 知識、普遍化された情報、普通の定義、古いものはアップデート要 思想、上記を素材にして構築される指針 それ自体が人格を持っていて、成長統合分裂し運命を導く、哲学宗教も含む母体 ①全国新聞、地方新聞複数紙読め ②本は最後まで読まなくてもよい ③本をストック、フローするかの線引きをせよ

Posted by ブクログ

2025/05/08

久しぶりに池澤夏樹氏の本を読みたくなり、ブク友さんの本棚で気になってお取り寄せ。 知識人の心構えを詳しく解説。生きていくには「情報」と「知識と「思想」が必要とのこと。 テレビと新聞、インターネットの違いについての指摘も興味深い。 世の中に向かうときに大事なのは、「何が答か」ではな...

久しぶりに池澤夏樹氏の本を読みたくなり、ブク友さんの本棚で気になってお取り寄せ。 知識人の心構えを詳しく解説。生きていくには「情報」と「知識と「思想」が必要とのこと。 テレビと新聞、インターネットの違いについての指摘も興味深い。 世の中に向かうときに大事なのは、「何が答か」ではなく、「何が問題か」  「その新聞が作った世界の図を批判の姿勢で受け入れていく。」 「大事なのは、多くの話題を拾いながら、ことの脈絡は自分でつくるということ。」 本の探しかたについても、池澤さん視点で面白い。「本屋に行って棚をざっと見ていると、「ぼくを買って!」という本が目に飛び込んでくる。」「古書店に出入りするようになったのは小学生の頃」「よく探すといいものがある。すごく嬉しかった。」「図書館と仲良くするのはいいことだ。」「いかに名著と言われている本であろうと、我慢して読む必要はない。」「わがまなな読みかたでも大事な本にはいつか行き着く」  本にまつわる豆知識も得られる。「文庫本の解説というのはほとんど日本独自ものだ。」 本の手放しかたについては自分の本棚を見て唸りながら読み進めた。

Posted by ブクログ

2022/09/21

池澤夏樹(1945年~)氏は、北海道生まれ、埼玉大学理工学部中退の小説家、詩人。ギリシャ、沖縄、フランス(フォンテヌブロー)に在住経験あり。『スティル・ライフ』で芥川賞(1988年)を受賞したほか、多数の文芸賞を受賞。個人編集の「世界文学全集」、「日本文学全集」の刊行は話題を呼ん...

池澤夏樹(1945年~)氏は、北海道生まれ、埼玉大学理工学部中退の小説家、詩人。ギリシャ、沖縄、フランス(フォンテヌブロー)に在住経験あり。『スティル・ライフ』で芥川賞(1988年)を受賞したほか、多数の文芸賞を受賞。個人編集の「世界文学全集」、「日本文学全集」の刊行は話題を呼んだ。紫綬褒章、フランス芸術文化勲章オフィシエ受章。 本書は、小説のほか、書評・時評の執筆、翻訳、文学全集の個人編集など、文芸分野で幅広く活動する著者が、自らの知的生産術を綴ったものである。 章立ては、1.新聞の活用、2.本の探しかた、3.書店の使いかた、4.本の読みかた、5.モノとしての本の扱いかた、6.本の手放しかた、7.時間管理法、8.取材の現場で、9.非社交的人間のコミュニケーション、10.アイディアの整理と書く技術、11.語学習得法、12.デジタル時代のツールとガジェット、で、知的生産に関わるテーマは一通りカバーされているが、類書には無く、参考になった点は以下である。 ◆本の新刊広告の表舞台は、新聞一面下段のサンヤツ(三段八割)。各出版社が出しているPR誌のページ左端には、新聞広告スペースを買えない小さな出版社のここでしか出会えない情報に遭遇することがあり役立つ。 ◆ノンフィクションの場合、目次は本の内容全体を表しているので、本文を読みだす前に頭に入れておくと理解度が変わってくる。解説や翻訳本の訳者あとがきも、難解な本を読む場合には先に読んだ方がいい。 ◆本は私的な所有物であると同時に公共財であるという意識があるため、いずれ手放すという意識で本を扱う。よって、マーキングは6Bくらいの鉛筆で、消そうと思えば容易に消せるように行う。それは、自分なりの本に対する敬意。 ◆読書(本)は「ストックの読書」と「フローの読書」に分けて考える。フローの読書に当たる本については、「キャッチ・アンド・リリース」する、即ち、自らの知的レベル・好奇心に応じて、(蔵書を)随時「更新」していくことが重要。 ◆海外を本気で旅する際(取材など)には、「地球の歩き方」、「ミシュランガイド」より「ロンリープラネット」が重宝する。 また、ハウツーの詳細のほかに、「はじめに」に書かれた次の件が印象に残った。 「しばらく前から社会に大きな変化が目立ってきた。人々が、自分に十分な知識がないことを自覚しないままに判断を下す。そして意見を表明する。そのことについてはよく知らないから、という留保がない。もっぱらSNSがそういう流れをつくった、というのは言い過ぎだろうか。ツイッターが流す「情報」をろくに読みもしないで、見出しだけを見て、「いいね」をクリックする。それで何かした気になって、小さな満足感を味わう。・・・ものを知っている人間が、ものを知っているというだけでバカにされる。ある件について過去の事例を引き、思想的背景を述べ、論理的な判断の材料を人々に提供しようとすると、それに対して「偉そうな顔しやがって」という感情的な反発が返ってくる。彼らは教えてなどほしくない。そういうことはすべて面倒、ぐじゃぐじゃ昔のことのお勉強なんかしないで、この場ですぱっと思いつくままにことを決めようよ。いまの憲法、うざいじゃん、ないほうがいいよ。さっくり行こうぜ。こういう人たちの思いに乗ってことは決まってゆく。この本はそういう世の流れに対する反抗である。反・反知性主義の勧めであり、あなたを知識人という少数派の側へ導くものだ。」 知性を否定する(「反知性主義」の本来の定義とは少々異なる)こうした風潮が、今や世界中を覆い、世界を動かしつつあることに、私は著者と同じく強い危機感を持っているが、著者の思いに反して、そうした人々に限って本書を手に取ることはないだろうと思うと、暗澹たる気分になる。 文芸分野でマルチな活躍をする池澤氏が、反・反知性主義を勧めるべく書き下ろした知的生産術である。 (2022年9月了)

Posted by ブクログ