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これからお祈りにいきます 角川文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2017/01/25 |
JAN | 9784041047514 |
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これからお祈りにいきます
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商品レビュー
3.9
14件のお客様レビュー
心の底から誰かのことを想うときが、 祈るときなんだと思った。 自分のことではなく、誰かのことを。 とっても不思議だけど、町も神様もどこかに存在するかもしれないと思わせる「サイガサマのウィッカーマン」 読み進める中で登場人物の繋がりやサイガサマのことが分かってゆく気持ちよさ、ラス...
心の底から誰かのことを想うときが、 祈るときなんだと思った。 自分のことではなく、誰かのことを。 とっても不思議だけど、町も神様もどこかに存在するかもしれないと思わせる「サイガサマのウィッカーマン」 読み進める中で登場人物の繋がりやサイガサマのことが分かってゆく気持ちよさ、ラストの清々しさ。 少年が町の大人と出会い変化していく様にニコニコしました。 地震が多いこの国で生きていくことに対して そっと心が軽くなるメッセージをくれるような 「バイアブランカの地層と少女」 【あなたが不安と共存しながらも幸せに過ごせることを願っています。】という手紙の一文を、 作者から読者へのメッセージだと受け取りました。 どちらの作品も主人公を取り巻く環境は大きく変わってはないんだけど確実に成長して少し前に進んでいるラスト。とっても気持ちいい読後感です。
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すごく面白かったです 誰かのための祈りというのは何だか途方もないことだけど、どこかできっと通じてるようなそんな気になる中編2作でした どちらとも好きでしたが、私は『サイガサマのウィッカーマン』の方が好みでした 何となく色々上手くいってないフツウの高校生の男の子が主人公なんですが...
すごく面白かったです 誰かのための祈りというのは何だか途方もないことだけど、どこかできっと通じてるようなそんな気になる中編2作でした どちらとも好きでしたが、私は『サイガサマのウィッカーマン』の方が好みでした 何となく色々上手くいってないフツウの高校生の男の子が主人公なんですが、この世代の何だか分からないけど手当たり次第にイラついてるという感じが思春期全開という感じでとても良かったです いまいち異様に熱心な祭りのあれこれについていけないのに結局その周辺を手伝うことになったり、家族もなんだかバラバラで別にそんなに上手くいってなかったりするけど学費のことなどきちんと考える… 内心どう思ってようとシゲルは基本的にきちんとした男の子という印象でした バイアブランカの地層と少女も好きでした 果たして作郎はいつか一人で地球の裏側に行けるんだろうか? どちらの作品も明るい方へ向かう終わり方で良かったです 津村先生の作品はやっぱり面白い!
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お祈りがベースにある中編と短編 中編の「さいがさまのウィッカーマン」の主人公の住む町のサイガサマのお祭り。ウィッカーマンだなんて怖すぎる。こぶとりじいさんのこぶだったらいいけれど、でもこの町の人々は引き換えになっても叶えたいことのために、むしろ喜んで受け入れる。シゲルのたんたんと...
お祈りがベースにある中編と短編 中編の「さいがさまのウィッカーマン」の主人公の住む町のサイガサマのお祭り。ウィッカーマンだなんて怖すぎる。こぶとりじいさんのこぶだったらいいけれど、でもこの町の人々は引き換えになっても叶えたいことのために、むしろ喜んで受け入れる。シゲルのたんたんとした人間観察も面白いし、きっとこうなると思っていた酷いニキビの落ちが半分だけなのには笑ってしまった。
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