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動物農場 新訳版 ハヤカワepi文庫
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動物農場 新訳版 ハヤカワepi文庫

ジョージ・オーウェル(著者), 山形浩生(訳者)

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動物農場 新訳版 ハヤカワepi文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2017/01/10
JAN 9784151200878

動物農場 新訳版

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商品レビュー

4.2

238件のお客様レビュー

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2025/08/16

何も知らずに読んだ感想…(ネタバレあり)

作者からメッセージとして感じたことは、自分で考えないバカは騙され搾取され続けるよ?いいの?という警告。
ただ、そのメッセージを感じたあたりから文学として楽しめなくなったのが残念だが笑
というのも物語の中盤あたりから、登場人物たちの話を追うよりも「作者がこの警告をどう物...

作者からメッセージとして感じたことは、自分で考えないバカは騙され搾取され続けるよ?いいの?という警告。
ただ、そのメッセージを感じたあたりから文学として楽しめなくなったのが残念だが笑
というのも物語の中盤あたりから、登場人物たちの話を追うよりも「作者がこの警告をどう物語化しているか」を意識してしまった。その瞬間、作品としての鋭さを保ちつつも、物語としての没入感は薄れてしまった。

でもこの作品は多分そういう読み物として楽しい作品ではない。国を牧場に見立て、作品全体が大きな例え、メタファーとして恐ろしい政治や、トップがすげ変わっても下(国民)が動かなければ何も変わらないという状況をありありと表現しているんだと思った。

特に恐ろしかったのは以下の点。
老メイジャーの理想が改竄され、すり替えられたこと。
スノーボールの記憶も同じように改竄され、公然の敵として扱い続けられたこと。
皆のためと頑張り続けた力のある無能が使い潰されたこと。
世代が変わり誰もが事実を忘れ、取り返しがつかなくなったこと。
そしてこの本の続きがまさに今、我々の隣国で続いているのではないかということ。
この辺が印象深かった。
読んでいて気持ちの良いものではないが、作者の強いメッセージを感じる良い作品だった。

P.S.自分で考えないものが多数になった場合、力のあるものに流され搾取され続けるというのは全く他人事ではない。

Cokeのあふれる生命力

2026/06/01

「人間は権力を持つと必ず腐敗する」という普遍的な心理を描いている。 「リーダーを盲目的に信じ、自分で考えることをやめた動物たちが、どのようにして自由を奪われていくか」をリアルに描いたビターな寓話。

Posted by ブクログ

2026/05/31

読みやすい。 社会主義、共産主義への批判の寓話。 古典作品だけど今も通ずるものがある。 農場の動物たちをまとめ上げ動物主義革命を起こし人間の農場主を追い出した豚さんスノーボールが、同じく同志の豚さんナポレオンに農場を追われ、ナポレオンが私腹を肥やし恐怖政治を敷いていくお話。 何...

読みやすい。 社会主義、共産主義への批判の寓話。 古典作品だけど今も通ずるものがある。 農場の動物たちをまとめ上げ動物主義革命を起こし人間の農場主を追い出した豚さんスノーボールが、同じく同志の豚さんナポレオンに農場を追われ、ナポレオンが私腹を肥やし恐怖政治を敷いていくお話。 何て腹黒いんだナポレオン!!と思っていたら、スノーボールのモデルがトロツキー、ナポレオンのモデルがスターリンだとは。(訳者解説に説明されてあった) 何て腹黒いんだスターリン!! そして恐怖政治を敷いていくなかで、ナポレオンの出す指示や行動が、だんだん動物たちに不利となりナポレオン側に有利になっていくのに、動物たちが「おかしい、…でも、実は最初からこうだったような気もする」と洗脳または思考停止していく過程がとても恐ろしい。 ナポレオン側の声明を、腰巾着のスクウィーラーという豚が毎回話すのだが、事実を捻じ曲げ決まっていたことをひっくり返しているのに、巧みな演説で動物たちを騙していく過程も怖い。ナポレオン自身はそんなに表に出てこず、このスクウィーラーが動物たちを丸め込んでいくのですよね。 スクウィーラーにモデルがいるとは書いていなかったが、これは当時の新聞などのメディアの擬人化かなと思った。偏った情報のみしか出さないメディアの洗脳は恐ろしい…。 ナポレオン自身もだが、スクウィーラーのほうがヤバさ100倍な気がする。 オーウェル実は自身は社会主義者で、当時の社会主義を正道に戻すという目的で書かれたらしい。 が、訳者解説にもあったように、今までの現実世界で理想を掲げて始まった革命国家が独裁化せずに成功した例は少ないみたいなことが書かれていて、人間ってやはり理想の◯◯を実現するためにみんなで頑張ろうと行動を起こしても一定の悪い人物が出てきて独裁化しちゃうんだよなあ、と切なくなる。 これは国家だけじゃなくてもっと小さい単位、会社でも何かのグループでも家族でも同じ。 どこかで不正を糾弾するシステムや勇気がないと結局は自分たちの首を絞めることになるということを教えてくれる作品。

Posted by ブクログ

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