商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2017/01/07 |
JAN | 9784107719508 |
- コミック
- 新潮社
ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ(24)
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ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ(24)
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商品レビュー
3.6
6件のお客様レビュー
とある事件をきっかけにその真相を探る兄弟。2人は裏と表に分かれ情報収集を行っていた。その真相とは。 動機が暗いだけにどんどん闇へと突き進んでいく様はとても哀しい。終わりはこういう終わり方になるんだろう、と予想した方向へ進んでいくが、最後の最後にほんの少しの救いがあるのが良かったと...
とある事件をきっかけにその真相を探る兄弟。2人は裏と表に分かれ情報収集を行っていた。その真相とは。 動機が暗いだけにどんどん闇へと突き進んでいく様はとても哀しい。終わりはこういう終わり方になるんだろう、と予想した方向へ進んでいくが、最後の最後にほんの少しの救いがあるのが良かったとは思う。 現実離れした設定、展開ではあるがエンターテイメントとしては純粋に楽しめる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
私は、この漫画、何が好きって、主人公の表情とアクションの絵がすごく好きだったので、最終話で顔が出なかったのはちょっと残念。 せめて、「まったく、日比野さんは相変わらず不用心なんだから・・・」みたいな一言ほしかったな。セリフが「そうだね・・・」だけじゃさびしい。 もう少し、「どうして生きて帰ってきたのか」が想像できるようなシーンがほしかったような気もする。
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ついに、完結。ありがとうございました、神崎先生、良い漫画を 単なる復讐モノではなく、友情や恋愛、仲間意識、精神的な成長が絡んだ、重厚感たっぷりな人間ドラマでした 失礼な事に、ドラマ版は観ていなかったので、甲乙は付けられないのですが、こうやって、漫画版の見事な幕引きを目の当りにして...
ついに、完結。ありがとうございました、神崎先生、良い漫画を 単なる復讐モノではなく、友情や恋愛、仲間意識、精神的な成長が絡んだ、重厚感たっぷりな人間ドラマでした 失礼な事に、ドラマ版は観ていなかったので、甲乙は付けられないのですが、こうやって、漫画版の見事な幕引きを目の当りにしてしまうと、物足りなさを覚えてしまうのでは、と不安です 憎しみは何も実らせない、復讐は負の連鎖を生むだけ。それは事実でしょう 誰もが頭じゃ分かっているんです、けど、心から生まれるドス黒いエネルギーは押さえ込めません。むしろ、それが人間です。けど、暴れ狂うエネルギーを飼い慣らす事が出来るのも、また、人間だけでしょう 罪が犯した人間が自分の命を断つ事で、虚しい復讐を終わらせる、この自分勝手な行為が、「正しい」のか、「間違っている」のか、それは誰にも分かりません。潔し、と言えば聞こえはイイかも知れませんが、やっぱり、新しい悲しみが生まれる事には変わらないでしょう それだけに、このラストはたまりませんね。これでこそ、『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』でしょう 個としての復讐は終わった。けれど、まだ、この世には許しがたい悪が蔓延っている。道を踏み外した者だけが下せる、悪人への裁きがある、これもまた、勝手な理屈である事には変わりませんが、黒い興奮を覚えてしまう私もいます 現実的ではないかも知れませんけど、漫画の中にくらいは、この手の「正義」があってもいいと思います、私は きっと、イクオは美月の前に、その姿を二度と見せる事はないでしょう。けれど、陰から彼女を見守り続け、また、美月もまた、彼を探し続けるでしょう。多くの事件を経て、自分なりの信念を得た彼女の事ですから、もしかすると、奇跡くらいは起こすかもしれませんよね 私も、それなりの年齢になって、多少の経験は積んだので、警察は正義の味方、悪い事なんてしない、なんて甘ったるい考えは持ってません。ヤクザより性質の悪い悪徳刑事もいるでしょう。実際、ニュースにもなっていますしね けど、この『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』を読んで、ちょっと信じてみたくなりました、中には「正しい」事を貫き続ける努力を惜しまない、本物の刑事がいるんだろう、と 「正しい」を保つ事は、そんな簡単な事じゃありません。でも、カッコいいですよね、周りの人間だけでなく、自分の中の葛藤と衝突を繰り返して、ボロボロになりながらも、「正しく」あろうとする人は。ヒーロー、ヒロインってのは、そういう人の事を言うのでしょう この台詞を引用に選んだのは、日比野美月、彼女がいたからこその『ウロボロス 警察ヲ裁クハ我ニアリ』だった、と思ったからです。この作品の中で、最も成長したのは、誰でもない、彼女でしょう。そして、彼女はもっと、強くなっていくんでしょうね
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