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下鴨アンティーク 雪花の約束 集英社オレンジ文庫
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下鴨アンティーク 雪花の約束 集英社オレンジ文庫

白川紺子(著者), 井上のきあ

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下鴨アンティーク 雪花の約束 集英社オレンジ文庫

616

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社
発売年月日 2016/12/16
JAN 9784086801102

下鴨アンティーク 雪花の約束

¥616

商品レビュー

4.2

30件のお客様レビュー

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2024/08/21

「星の糸」 裏切られた先には。 大切だからこそ自分なりに必死に護っているのだろうが、身内でもない他人に知られたくないことは少なくともあるだろう。 「赤ずきんをさがして」 処分をするために。 どれだけ想いがこもっているのか説明をしたとしても、一つでも嫌な思い出が残り続けている限り...

「星の糸」 裏切られた先には。 大切だからこそ自分なりに必死に護っているのだろうが、身内でもない他人に知られたくないことは少なくともあるだろう。 「赤ずきんをさがして」 処分をするために。 どれだけ想いがこもっているのか説明をしたとしても、一つでも嫌な思い出が残り続けている限り受け入れるのは難しいな。 「雪花の約束」 嫌いか好きなのか。 二人の思い出話を聞いていなければ、絶対に辿り着くことの出来ない答えだっただろうし一生勘違いしたままだったろうな。 「子犬と魔女のワルツ」 連れられた先には。 一番大切な子が既に傍にいるからこそ、もし付き合えたとしても優先順位は低くなってしまうから別れるしかないのだろ。

Posted by ブクログ

2024/07/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

下鴨アンティークの4作目。 春野のきもさがパワーアップ。 鹿乃の親友の祖父がやっている喫茶店に入り浸っているのも十分怖いのに、 みんなでお茶会と嘘をついて鹿乃ひとりを招くとはもはや犯罪レベル。 慧の恋敵という設定にしても、もうちょっと爽やかにできなかったのか。 仔犬の水滴(硯に水を灌ぐための道具)が良鷹についてきてしまい、 鹿乃いうところの「わんわん」になって、 飼い主のもとに連れて行く「子犬と魔女のワルツ」が良かった。 登場人物がみんなこの世の者ではなかったが、 幼稚園生の鹿乃がかわいかったし、 妹が大事で同級生女子をふりまくる高校生の良鷹が面白かったし、 白と黒のぶち柄の子犬が飼い主、というか妻を助けに来るのも良かった。 兄と妹のように育ってきたが、違う気持ちがあることに気が付いている二人は、 その気持ちの戸惑いながら向き合っていく。 慧が父と一緒に母の法事に行くことにするのも、ゆるやかな変化だ。

Posted by ブクログ

2024/03/01

アンティーク着物を通して、家族の形や人の想いを紐解いていくのは京都の街並みと相待って雰囲気ある。 まっすぐな鹿野の気持ちや、戸惑う春野や慧の気持ちが入り乱れて進展していく恋模様も面白い。 結局はすべて人の気持ちが、人に影響していくんだとよくわかる。

Posted by ブクログ

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