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知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能 朝日新書590
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知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能 朝日新書590

野口悠紀雄(著者)

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知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能 朝日新書590

858

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2016/11/01
JAN 9784022736901

知の進化論

¥858

商品レビュー

3.5

21件のお客様レビュー

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2024/01/14

「知識と情報の拡散」の歴史をひもとき、今後の知のあり方について考察した本。 技術の進展にともない、知識や情報は開放されていきました。AIが発展すると知のあり方はどう変わっていくのか。情報検索に大きな変化が訪れる可能性は高そうです。

Posted by ブクログ

2022/04/08

知の進化論、というテーマに絞れば星5個でもよい。人類の歴史の中で、情報を得るということがその時代ごとの技術によってどう変遷したか、価値が変わったかを豊富な研究と経験を混ぜたまとまりのある内容となっている。 インターネット登場後の話も結構面白く、例えばヤフーのような登録型検索から自...

知の進化論、というテーマに絞れば星5個でもよい。人類の歴史の中で、情報を得るということがその時代ごとの技術によってどう変遷したか、価値が変わったかを豊富な研究と経験を混ぜたまとまりのある内容となっている。 インターネット登場後の話も結構面白く、例えばヤフーのような登録型検索から自動的にクロールしていく形になるまでの筆者の試行錯誤は良いネタとなっている。 人工知能を生かす話は情報発信の話などもあり、おかしいと思った箇所、書き方、不足してる話題もなく本当にまとまっててしかも読みやすかった。 ただ、これはこの本が2016年だからというのもあるが、現代の情報洪水社会に対する向き合い方については少し楽観的すぎるように感じた。 情報取得、発信のハードルが非常に下がった今、情報洪水に飲まれないための話がもう少し欲しかった。爆発的な技術進化についていけるほど、人間の進化は早くないから気をつけないと、と個人的には思う。

Posted by ブクログ

2022/01/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

知の進化論 百科全書・グーグル・人工知能 (朝日新書) 新書 – 2016/11/11 知識のありようの変化、知識はどこから来てどこへ行く? 2016年12月19日記述 野口悠紀雄氏の本。 2016年11月30日第一刷発行。 本書の第三章~第六章の一部は週刊新潮に連載した 「世界史を創ったビジネスモデル」の一部を基にしています。 印象深かったのは第一章の印刷技術が登場する以前の世界は相当に今と違う。 メモすら残さない。 残すにしても鏡文字で記録する(レオナルド・ダ・ビンチ)などちょっと信じられない思いだ。 教会や大学でもラテン語によって守られていた。 ラテン語は古代ローマ帝国の文字で別にキリスト教にゆかりがあるとか聖なる文字だというのは全く関係のないことである。 情報、知識は秘匿するものだった時代から印刷技術によって大きく公開、記録される時代への変化。 百科全書が一般の人々の知る欲求に答えるようになったこと。 Web、インターネットの発達による進化。 (野口悠紀雄氏も研究室から統計書などの類が無くなったと語っている。自分の家でも百科全書など分厚い本は確かに無い) 90年代のパソコン通信やブラウザ戦争の時代は自分もまだ幼稚園、小学生時代でそういうことがあったのだという歴史上の出来事という感覚がある。 ただGoogleの誕生でネット検索がしやすくなったこと、Gメールの登場(日本公開2006年)youtubeなどのネット動画の普及(2006年以降)ストリートビューの登場などは自分も直接間近で目撃してきた変化だ。 まさに革命とも呼ぶべき大変化を実感してきたのだという思い、過去との変化を実感する。 最終章においては日本企業がハードウェア中心主義から脱却できていない事を指摘し例えば自律運転が主流になれば人工知能やビッグデータを扱える企業が事業をコントロールすることになると、日本の全産業がGoogleの支配下に入ってしまう危険性を指摘している。 ただ失われた20年で大した変化も起きていない多くの日本企業はむしろGoogleの支配下に入った方が変わっていく機会になるのではないかと思えてしまう。 例えば自分の勤める勤務先でも会社のメールは未だに勤務先でしか見れないしメールボックスの保管量も少ない500MBくらい?だっただろうか。 放っておくとメールボックスが一杯ですとの連絡メールが頻繁に来るようになりいちいち不必要な昔のメールを削除しなくてはならない。 この事を野口悠紀雄氏は過去のメールサービスの実態として本書に記載している。 しかし大半の日本企業においては未だに現在進行系の話なのだ。 Gメールが勤務先が導入していればこんな無意味な事をしなくて済むはずなのにという思いが時々する。 Googleフォビアが酷いケースが多いように思う。 労働者としてはただただ仕事がやりにくいだけだ。 知識を増やすことは疑問の発見や好奇心を満たす為に以前として重要。 また名前を知ること記録することが以前以上に大事になった。 名前が分からないと検索もしにくい事は事実だ。

Posted by ブクログ

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