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ぼくの管理人さん さくら荘満開恋歌 実業之日本社文庫
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ぼくの管理人さん さくら荘満開恋歌 実業之日本社文庫

葉月奏太(著者)

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ぼくの管理人さん さくら荘満開恋歌 実業之日本社文庫

652

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 実業之日本社
発売年月日 2016/12/03
JAN 9784408553320

ぼくの管理人さん

¥652

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2016/12/18

安定したハートウォーミングな愛情物語だがスパイスの利いた官能場面も

最近の葉月作品ではすっかりお馴染みとなったハートウォーミングにほっこりできる愛情物語。若くて美しい管理人さんを始めとするアパートの住人達が織り成すドラマに恥じらいの官能が練り込まれた作品と言える。 2浪の末にようやく都会へ出ることができた主人公にはちょっとした心の傷があるの...

最近の葉月作品ではすっかりお馴染みとなったハートウォーミングにほっこりできる愛情物語。若くて美しい管理人さんを始めとするアパートの住人達が織り成すドラマに恥じらいの官能が練り込まれた作品と言える。 2浪の末にようやく都会へ出ることができた主人公にはちょっとした心の傷があるのだが、都会暮らしだからといって全てが華やかという訳でもなく、自分のように、いや自分以上に頑張っている人がいることを知るといった成長のエッセンスが散りばめられている。 メインの管理人さんと結ばれるのが最後なのはストーリー展開上致し方ないとして、それまでにアパートの住人2人と対照的な情を交えている。男勝りで気風が良くて世話好きな年上のOLとはひょんなことからウフフな筆下しとなり、同年齢ながら2学年上の控えめ女子大生からは純潔を捧げられる。ただ、この破瓜は好きな男が別にいるのだけれど今のままでは不都合かも?という、男からすれば何と勿体ないことかと叫んでしまいそうな理由だったりする。 こうしたアパートの住人達との刹那の情交に加えて縁のある外部の人物も程良く絡んでくるのが物語の幅を広げており、不意の出来事に良い思いをすればショックも受ける主人公だが、その中でも思わず覗き見てしまった管理人室では「ぐぬぬ」な寝取られ感が炸裂している。本作にあってはビターなスパイスを利かせた場面と言える。 思いもよらぬ迫りに困惑と抵抗を続けながらも次第に昂ってしまい、遂には求めさせられてしまう管理人さんもやはり1人の女だったことを示した痴態は思いのほか突っ込んだ描写であり、後になればその理由が判明するとはいえ一時は読み手も敗北感を味わうかもしれない。 それでも最終的には落ち着くところへ落ち着き、アパートには清々しい風が吹き込む形で幕が引かれるので、トータルでのテイストや読後感は心地良いものと言えよう。

DSK