商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2016/11/30 |
JAN | 9784103361329 |
- 書籍
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野良ビトたちの燃え上がる肖像
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野良ビトたちの燃え上がる肖像
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
2024.09.16 木村友祐『野良ビトたちの燃え上がる肖像』 #読了 ホームレス文学爆誕!もはやドキュメンタリー、いや創作作品なのでモキュメンタリーか。 どんなコミュニティに居ても人との繋がりって大事なんだと思った。ホームレスだから、人と関わらずに生きていく、ということで...
2024.09.16 木村友祐『野良ビトたちの燃え上がる肖像』 #読了 ホームレス文学爆誕!もはやドキュメンタリー、いや創作作品なのでモキュメンタリーか。 どんなコミュニティに居ても人との繋がりって大事なんだと思った。ホームレスだから、人と関わらずに生きていく、ということではない。むしろ助け合いや物々交換など、少しシンプルなだけで現代社会となんら変わりがなかった。 アルミ缶の集め方にしても、物音を立てない、袋を破ってゴミが散乱しないように配慮するなどルールがあるってことを知った。 とにかく、どんな環境であれ、真面目に生きている人が一番報われる社会であって欲しい。泣ける作品。 amzn.to/4e7mVU6 #PR
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この本を読んで可哀そうな人たちだと思える人は、曇りなく自分の人生を歩んでいる人々なんだろう。僕はこれを読んでいて不安で不安で仕方が無かった。住む所も家族も居るけれど、持ち家とはいえ借金は払っていかなければいけないし、日々の生活で掛かるお金はびっくりするほど掛かっている。昔よりも明...
この本を読んで可哀そうな人たちだと思える人は、曇りなく自分の人生を歩んでいる人々なんだろう。僕はこれを読んでいて不安で不安で仕方が無かった。住む所も家族も居るけれど、持ち家とはいえ借金は払っていかなければいけないし、日々の生活で掛かるお金はびっくりするほど掛かっている。昔よりも明らかに贅沢な生活をしている自覚が有ります。 いつでも無一文からやり直せるつもりで生きていたけれど、だんだんと年を取ってきて再就職もそんなに簡単には出来ないと思います。 日本は次第に力を失っていき、豊かな生活を送れる人も一握りになって来ています。綱渡りのような生活をして、病気や怪我をする事で一気に急坂を滑り落ちるように路上に放り出される事も有るかもしれません。 そう思って読むと非常に辛い。「野良ビト」という造語もとても気持ち悪いですが、では自分の心の中に、路上生活の人々を同じ人間だと見ているのか。そう問いかけた時、後ろ暗い気持ちになります。どこか違う次元で生きている人たちのように思っている自分がいるからです。 「野良ビト」になってしまう事が怖いのか、野良ビトを人ではないと思ってしまう事が怖いのか・・・。
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「野良ビトに缶を与えないでください」 一気に増えたホームレス対策として掲げられた看板。 P106 「おれらもう、人扱いされてねぇんだな」 嫌なものは見ないようにして、楽しいことだけに目を向け 日々を過ごせるのなら、その方がいい、と思ってしまう。 でも、この本を読むと、いろいろ...
「野良ビトに缶を与えないでください」 一気に増えたホームレス対策として掲げられた看板。 P106 「おれらもう、人扱いされてねぇんだな」 嫌なものは見ないようにして、楽しいことだけに目を向け 日々を過ごせるのなら、その方がいい、と思ってしまう。 でも、この本を読むと、いろいろ問われている気がする。 考えろ。 自分の頭で考えろ。 そう言われているのかもしれない。
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