商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2016/11/29 |
JAN | 9784101010502 |
- 書籍
- 文庫
吾輩も猫である
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吾輩も猫である
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商品レビュー
3.2
99件のお客様レビュー
いつか、猫になった日 赤川次郎 妾は、猫で御座います 新井素子 ココアとスミレ 石田衣良 吾輩は猫であるけれど 萩原浩 惻隠 恩田陸 飛梅 原田マハ 猫の神さま 村山由佳 彼女との、最初の一年 山内マリコ
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多分初めて?アンソロジーというものを読んだ。 テーマは"猫"。 最近猫人気が凄まじいと思う気がするのは、私の気のせいだろうか。かくいう私は子供の頃から犬を飼っていたせいか大の犬好き、犬推し過激派である。 猫を可愛いと思わないわけではないけれど、あのなんともお高...
多分初めて?アンソロジーというものを読んだ。 テーマは"猫"。 最近猫人気が凄まじいと思う気がするのは、私の気のせいだろうか。かくいう私は子供の頃から犬を飼っていたせいか大の犬好き、犬推し過激派である。 猫を可愛いと思わないわけではないけれど、あのなんともお高くとまった感じが少し苦手で、やっぱり人懐っこく寄ってきてくれる犬の方が好きだ。 そんな私なので、昨今の空前の猫ブームは少し寂しい。一昔前は、もう少し犬と猫というものが平等だった気がするのだ。 2月22日を猫の日とするなら1月11日だって犬の日としてもいいじゃないか…話が大きく逸れたが、とにかくこの本は、8人の人気作家が猫目線の短編を描いたアンソロジーである。どうやら夏目漱石の没後150年&生後100年を記念したものらしい。 日本における猫ブームは最近のものだと思っていたけど、よく考えればこの国で一番有名とも言える作家の代表作が、『吾輩は猫である』という猫が主人公の小説なのだ。そう考えると、日本って元々猫好きな国だったのか…?とも思えてくる。 肝心の読んでみての感想は… やはりイマイチハマらず、というのが正直なところだった。なんかいろいろ猫の習性(猫飼っている人ならあるあるなのか?)を猫目線で面白おかしく書いていたりするんだけど、やっぱり猫を飼ったことがないからピンとこない話が多かった。そんな私でも面白く読めたのが、原田マハさん、村山由佳さん、山内マリコさんのお話。 原田マハさんは元々好きな作家さんなので納得だが、村山由佳さん、山内マリコさんの作品に関しては全く読んだことがなく、新しい出会いだった。 こういう思いがけない出会いがあるのが、アンソロジーの魅力なのかもしれない。 村山由佳さん、山内マリコさんの作品でおすすめのものがある方、ぜひ教えてください。
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「猫は人間より崇高な生き物である」というような観念が複数の話に織り込まれていて、なんとも愛猫家らしいな、と思った。 猫を好きな人、飼っている人には是非読んで欲しい短編集。
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