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四月になれば彼女は
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四月になれば彼女は

川村元気(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2016/11/04
JAN 9784163905532

四月になれば彼女は

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商品レビュー

3.4

201件のお客様レビュー

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2026/03/24

文章が美してくて、ずっと半透明のフィルターがかかったみたいな風景を頭に浮かべながら読んでいた。途中までほとんどの登場人物に私は苛ついていた。多分どの登場人物も本心がよく分からないままぼんやりと受動的に生きていたから。彼らもそんなふうに愛が無くなりそうなのに諦めて逃げてしまう自分を...

文章が美してくて、ずっと半透明のフィルターがかかったみたいな風景を頭に浮かべながら読んでいた。途中までほとんどの登場人物に私は苛ついていた。多分どの登場人物も本心がよく分からないままぼんやりと受動的に生きていたから。彼らもそんなふうに愛が無くなりそうなのに諦めて逃げてしまう自分を、このままにしてはいけないと思っているようで、物語の終盤主人公は失いかけた愛を取り戻そうと、インドのカニャークマリまで会いに行く。ふたりがあの頃一瞬だけ日食のように重なった愛を糧に、そしてそれが変わっていってしまうことを受け入れて、生きていってほしいなと思った。

Posted by ブクログ

2026/03/19

叙事的な文章が多く、色彩や匂いまで伝わってくるような表現に溢れていて、小説というよりもフランス映画を見ているような気分でした。 心理描写が少なかったので(主人公自身も自分の気持ちが分からないとよく言ってたから仕方ないけれど笑)藤代に対する感情移入や共感或いは嫌悪感すらも深く持て...

叙事的な文章が多く、色彩や匂いまで伝わってくるような表現に溢れていて、小説というよりもフランス映画を見ているような気分でした。 心理描写が少なかったので(主人公自身も自分の気持ちが分からないとよく言ってたから仕方ないけれど笑)藤代に対する感情移入や共感或いは嫌悪感すらも深く持てないままで。けれど伝えたいメッセージはあちこちにあったと思いました。 最後の春の手紙が私は好きでした。そして気持ちもなんとなく分かる気がします。自分の気持ちが分からないというところも含めて。 人を好きだった時の気持ちは、いつまでも自分の中に持ち続けるもので、だからこそ忘れないんでしょうね。

Posted by ブクログ

2026/02/28

よく終わりが来ないためには片想いが1番って言うのはあながち間違ってないけど、人ってなんだかんだ誰かの1番になりたい存在なんだな〜って思った。

Posted by ブクログ