商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 集英社 |
発売年月日 | 2016/10/26 |
JAN | 9784087716702 |
- 書籍
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慈雨
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慈雨
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商品レビュー
3.9
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主人公は元警官で、退職後自分が向き合ってきた事件の被害者に対して祈りを捧げるために遍路めぐりを行います。ちょうどそのタイミングで発生した女児強姦殺人事件は、16年前に自分が関わった事件にも酷似していて・・・ というあらすじです。 遍路めぐりを通して被害者に対する贖罪や祈りを捧げ...
主人公は元警官で、退職後自分が向き合ってきた事件の被害者に対して祈りを捧げるために遍路めぐりを行います。ちょうどそのタイミングで発生した女児強姦殺人事件は、16年前に自分が関わった事件にも酷似していて・・・ というあらすじです。 遍路めぐりを通して被害者に対する贖罪や祈りを捧げるというのは表向きの話で、実際は主人公が自身の内面をよく見つめ、過去の因縁を断ち切れるかというところが、この遍路めぐりのポイントになっています。 遍路めぐりを通して徐々に展開が進んでいくという形式が新鮮でスラスラと読んでいくことができました。
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警察小説だけど、「冤罪」をテーマに犯罪者との戦いというより、自分との戦いでした。人間としての葛藤、刑事としての葛藤が感じられた。16年も苦しんでいたなんて。 「生まれながらにして刑事」な主人公と、「生まれながらにして刑事の妻」という主人公の奥さんの控えめだけど力強い愛がとても良...
警察小説だけど、「冤罪」をテーマに犯罪者との戦いというより、自分との戦いでした。人間としての葛藤、刑事としての葛藤が感じられた。16年も苦しんでいたなんて。 「生まれながらにして刑事」な主人公と、「生まれながらにして刑事の妻」という主人公の奥さんの控えめだけど力強い愛がとても良かった。
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