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キリストはエボリで止まった 岩波文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
| 発売年月日 | 2016/10/18 |
| JAN | 9784003770115 |
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キリストはエボリで止まった
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キリストはエボリで止まった
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
切なく悲しい100年くらい前の南イタリアの姿。 面白かった!文が素晴らしい。 日本ではこのタイトルで損している、と思う。 滞在記なのに宗教本だと思われそう。 もっとたくさん読まれるべき、イタリア・ネオレアリズモの一冊。 青べか物語、風車小屋だより、そういう一連の《都会から来た教養...
切なく悲しい100年くらい前の南イタリアの姿。 面白かった!文が素晴らしい。 日本ではこのタイトルで損している、と思う。 滞在記なのに宗教本だと思われそう。 もっとたくさん読まれるべき、イタリア・ネオレアリズモの一冊。 青べか物語、風車小屋だより、そういう一連の《都会から来た教養人が田舎の直接的で生々しい世界に頭を殴られる系》が好きな方にはぜひ読んでもらいたい。 文面は淡々としているけど、コアはものすごくアツい。いいぞいいぞ。 個人的には、後半になるに従ってさらに盛り上がるように思いました。 結局カルロ・レーヴィはガリアーノが好きなんじゃない?えっ?と思わなくもないが、そんな単純な世界じゃない。 ファシズム吹き荒れる1930年代後半のイタリア。 北イタリアで教育をうけた、医師で画家で小説家のカルロ・レーヴィが流刑にされて、強制滞在させられたのが南イタリアのガリアーノ。 直前まで滞在させられていたグラッサーノより遥かに辺鄙で古く、農民たちの困窮と病苦(マラリア)、宗教、民俗的信仰、悲しみや切なさのなかの獣めいた生活にカルロ・レーヴィは衝撃を受ける。 ところで。作者が、わざわざグラッサーノではなく、ガリアーノをメインにこの文章を書いたのは何故だろうと考えさせられた。 雌豚の去勢職人、カルロ・レーヴィの絵描き業に興味津々の子どもたち、次々と現れ送り込まれる地元の《魔女》たち、彼女らの夫や息子を連れ去り、ときに優れた農機具だけをくれる空っぽの海の向こうの帝国アメリカ、流れ者俳優一家による素晴らしい演劇、土地の権力者に止められてままならない医療行為と葬儀の泣き女たち(啼泣行為)、クリスマスの茶番→奇跡からのイカれ司祭の罷免、最新医術もありピアノも弾けて女たちからモテまくるオレ=作者。もりだくさん。 この淡々とした文が、都会に戻ったのちに陥れられた、更に猶予ならぬ状況で書かれていたとはとても思えない。凄い。 しかし、優しく賢い飼い犬バローネがいなかったら、私はもっと序盤でリタイアしたと思う。ありがとう、犬さん。 モナキッキョ(早世した子どもたちの精霊、イタズラ好き)や山賊の隠した宝物など、野趣あふれてる南イタリア〜〜〜。あるがままの陰鬱さと静けさ。たまりません。 今もこんな南北問題はあまり解消されていないんだろうね。 北イタリアから来た教養あるひとにはめちゃくちゃショックな世界だったんだろうね。 吾妻ひでおの『失踪日記』のように、作者が極限状態にあったゆえに、却って冴え渡る、感情を抑えた筆致には恐れ入った。 この作品が映画化されていたことを読了後に知る。1979年。え、映画ですか?! それにしても。訳者のあとがきにあるように、カルロ・レーヴィのまわりの女たち(親族、恋人たち、南イタリアの女たち)、みんな彼に甘すぎんか?
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読むのに時間がかかった。 反ファシズム活動の罪で政治囚として一僻村に流刑された作者の実話。かな。 呪術や神話が人々の暮らしにあり、南イタリアの様子が伺える。 鶏と同じ家に住んだりは,日本だとあったのかな? 読了後はやり遂げた感がした。
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反ファシズムで流刑された寒村から 国家の憂いを綴ったルポルタージュ小説 印象深いタイトルは、農民の慰めえない劣等感や救済されない苦痛を揶揄している 政治のリアリズムと民俗学の偶像的表現のアンバランスが、何とも作品を魅力的にしていた
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