憲法判例からみる日本 法×政治×歴史×文化

山本龍彦(著者), 清水唯一朗(著者), 出口雄一(著者)

• 販売会社／発売会社: 日本評論社
• 発売年月日: 2016/09/01
• JAN: 9784535522114

商品レビュー

2024/05/23

憲法学だけでなく題にある分野からの視点も含めた憲法判例の解説書。成り立ちをより深く知るためには周辺知識の理解が欠かせない。

2016/12/17

明示民法は女戸主を認めていた。
★駒村　憲法訴訟の現代的転回
★山田　最高裁の違憲判決
国家神道は内務官僚が生み出したもので、イデオロギーとしては無力であったことが学術的に明らかになりつつある。
★新版　憲法判例を読みなおす
薬事法改正で距離制限が追加された背景には、自民党の三議員議員高野一夫（日本薬剤師会会長）と中山福蔵（全国薬業士連合会会頭）が中心となった議員立法だった。参議院法制局、衆議院法制局、内閣法制局とも、距離制限は違憲で、公衆浴場の適正配置を憲法違反ではないとする最高裁判決も間違っているという見解をとっていた。
★野坂　憲法基本判例を読みなおす
滝川事件の瀧川先生は後に京大総長となるが、彼はＧＨＱの権威を傘にきて戦後の大学における抑圧者になったとの指摘がある。石田健治による。
★論点探求　憲法