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世界の8大文学賞 受賞作から読み解く現代文学の今
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 立東舎 |
発売年月日 | 2016/09/01 |
JAN | 9784845628384 |
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世界の8大文学賞
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世界の8大文学賞
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
・ノーベル文学賞 選考基準として一番前面に押し出しているのは「人類にとっての理想を目指す、世界でも傑出した文学者」。これはどうやら人権擁護や迫害を意味するようだ。また、高齢受賞者が多くかつヨーロッパ主要言語しか読めない審査員なので、そういう言語での著者が圧倒的に有利。特に北欧。 ...
・ノーベル文学賞 選考基準として一番前面に押し出しているのは「人類にとっての理想を目指す、世界でも傑出した文学者」。これはどうやら人権擁護や迫害を意味するようだ。また、高齢受賞者が多くかつヨーロッパ主要言語しか読めない審査員なので、そういう言語での著者が圧倒的に有利。特に北欧。 第一回ではトルストイが取り損ねている。 ・芥川賞 歴代選考委員はほぼ作家しかいない 日本一有名な新人賞。芥川没後、菊池寛によって作られた賞。菊池は文藝春秋社の設立者で、つまり出版社社長が文壇を盛り上げるために作ったためマーケット開拓の意味も含め対象が新人だった。 文芸誌に載った純文学が対象。 初回で三島由紀夫は候補にしないと取り決め、太宰は2回目から候補から外されるようになった。 ・直木賞 大賞小説、エンタメ小説が受賞し、中堅かそれ以上の作家が対象。 ・物価―賞 フランスのゴンクール賞に対抗してイギリスで作られた賞。元はイギリス圏対象だったが、今は英語であればOK,作家の人間関係や義理を考慮に入れない選定。また、良い物を書けば同一作家が複数回受賞できるという特長がある。 また、多くの文学賞と違い、選考委員が最終候補いがいの全ての推薦作品を読む。年の100冊以上。また、選考委員は毎年変わる。 ・ゴンクール賞 フランス最古の文学賞。作家ゴンクール兄弟の遺産で作られた。 ・ピュリツァー賞 ジョセフ・ピュリツァーにより作られ、文学以外に音楽、報道等部門がいくつかある。
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海外作品を読んでいるとよく目にするのが ブッカー賞。最近では小川洋子さんが 国際賞にノミネートされたので聞いたことが ある人も多いかも。 でもブッカー賞って?詳しく知らない… ということでこちら。 ノーベル賞、ブッカー賞、芥川賞、直木賞、 ゴンクール賞、カフカ賞、ピュリッツァ...
海外作品を読んでいるとよく目にするのが ブッカー賞。最近では小川洋子さんが 国際賞にノミネートされたので聞いたことが ある人も多いかも。 でもブッカー賞って?詳しく知らない… ということでこちら。 ノーベル賞、ブッカー賞、芥川賞、直木賞、 ゴンクール賞、カフカ賞、ピュリッツァー賞、 エルサレム賞が取り上げられている。 やはり、一人の作家が複数回受賞でき、 選考委員が100冊以上の候補作を 全部読む、というブッカー賞への信頼は大きい。 逆にピュリッツァー賞は「選考委員は色々な分野の 人が集まっている。つまり、文学に全然理解が ない人たちを説得しないと、賞をあげられないんですよ(笑)。」(P163)ということらしい。 それぞれの賞に個性があって、解説者さんたちの トークも面白くこの本自体に読みごたえがありました。
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忙しい時は読んではだめ。読みたい本が山のように増えてしまうのです。知既知の本も未知の本も、こんな読み方あるのだと、今すぐ手に入れたくなりました。本で世界を巡りたいならガイドブック代わりにぴったり。
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