商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2016/10/18 |
JAN | 9784062940375 |
- 書籍
- 文庫
デボラ、眠っているのか?
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デボラ、眠っているのか?
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商品レビュー
3.8
71件のお客様レビュー
ハギリ博士とヴォッシュ博士が結果として起動してしまった色々なものは、何かを決定的に変えるものなのか、まだ不明ではある。だけど、そこにマガタ博士の思惑が潜んでいる気がしてならないし、そもそも「デボラ」という名前は意味深だ。個人的にはマガタ博士のトリッキーさは嫌いじゃない。超越してい...
ハギリ博士とヴォッシュ博士が結果として起動してしまった色々なものは、何かを決定的に変えるものなのか、まだ不明ではある。だけど、そこにマガタ博士の思惑が潜んでいる気がしてならないし、そもそも「デボラ」という名前は意味深だ。個人的にはマガタ博士のトリッキーさは嫌いじゃない。超越していて、理解不能で、無駄に美しい存在。不可侵。そんなイメージ。科学者である博士たちは研究・解明するのは当然の思考として、局員たちとの温度差が興味深かった。シリーズ一気読みしたい気持ちをおさえるのが大変。
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ウォーカロンと人間。こんな未来が来るのかもしれない。そう想像して読むと一抹の不安と希望とが溢れてきた。難しい理論や単語もあるが、さすが森博嗣。それが分かりやすく書かれている。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
p142 コントロールが難しいものには、女性名をつける習慣があったように思える。いや、私の個人的な感想だが p183 正義も悪意も、同じく雑音であり、輝きを演じる装飾の屈折にすぎない。 AIに対する認識は変わらず、仮想世界と現実の世界の境界が曖昧に混ざり合う4作目。 思うにこのシリーズのテーマの一つとして、人と人が作った機械の境界とは、という問いがあげられると思うが、作者のイメージは一貫していて、機械と呼ばれていたものが人と呼ばれるようになる。言葉の意味は変わる。 ブラックミラーのエピソードを想起したりも。人とAI。人のほうが優れている発想が(エッセイとかで散々書いていた気も)今作の核に。 今後もちびちびと次作も読み進めたいと思います。
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