1,800円以上の注文で送料無料

地域分散型エネルギーシステム
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

地域分散型エネルギーシステム

植田和弘, 大島堅一, 高橋洋

追加する に追加する

地域分散型エネルギーシステム

3,300

獲得ポイント30P

在庫あり

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本評論社
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784535558113

地域分散型エネルギーシステム

¥3,300

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/09/24

再生可能エネルギー、省エネの徹底、熱利用コジェネの活用、水素(これはちょっとわからないが)など、「原発」「旧来の電力会社」に依存しない、地域とその住民によるエネルギーのあり方を、テーマごとのリーディングスとして編集している。 可能な範囲で再生可能エネルギーを使い、化石燃料でCO2...

再生可能エネルギー、省エネの徹底、熱利用コジェネの活用、水素(これはちょっとわからないが)など、「原発」「旧来の電力会社」に依存しない、地域とその住民によるエネルギーのあり方を、テーマごとのリーディングスとして編集している。 可能な範囲で再生可能エネルギーを使い、化石燃料でCO2を出さないようにするのは当たり前。ただ、それだけで100億人の社会のエネルギーが賄えるというのは、空想主義と言わざるをえない。日本国土に降り注ぐ太陽エネルギーのどれだけが実際に人間のために利用可能なのか冷静に評価してみるべき。世界には根源的には「太陽エネルギー」か原子力しか存在しない(地熱はあるが、それは本質的には再エネとは呼ばないと思う。地球を蕩尽するということだ)。太陽エネルギーは、土地と海を温め、空気と水蒸気を循環させ、風を起こし、木々を育て、農作物と海の生物を育むためのものがベースであって、それを超えて人間社会の営みのためにエネルギーを産み出させることは、すなわち自然からの搾取以外の何者でもない。つまり、化石燃料を大々的に使い出す前の状態を維持するのが太陽エネルギーに許された定常的な収支であるはず。それを超えて、風力発電所のマシンを造り、太陽光発電パネルを造り、局地的な冷暖房で熱勾配を作ってエントロピーを下げる・・などは、しょせん、今以上の自然破壊なしでは実現しない。「再エネ」を絶対善として特殊扱いするスタンスには賛成できない。

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品