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微睡みの海 角川文庫
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微睡みの海 角川文庫

熊谷達也(著者)

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微睡みの海 角川文庫

792

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 KADOKAWA
発売年月日 2016/09/24
JAN 9784041043349

微睡みの海

¥792

商品レビュー

2.5

2件のお客様レビュー

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2024/04/11

他の小説は面白かったのでこの本も読んだが、ただ笑子のあーしてこーしてこうなった、というだけの内容。どこにも山はないし平坦なだけ。残念です

Posted by ブクログ

2016/09/25

非常に残酷で絶望的な物語である。残酷なあの日への著者の怒りなのか。主人公の女性が二人の男性の狭間で迷い、悩み、心を病んだ揚げ句に微睡みの海に未来の希望を見たのだが… 『リアスの子』に続き、気仙沼市をモデルとした仙河海市を舞台とした小説である。主人公の昆野笑子は、心の病から中学校...

非常に残酷で絶望的な物語である。残酷なあの日への著者の怒りなのか。主人公の女性が二人の男性の狭間で迷い、悩み、心を病んだ揚げ句に微睡みの海に未来の希望を見たのだが… 『リアスの子』に続き、気仙沼市をモデルとした仙河海市を舞台とした小説である。主人公の昆野笑子は、心の病から中学校の教師を辞め、三陸アース美術館で働いていた。副館長の菅原との不倫から、逞しく成長した元教え子の祐樹とも関係を持つ… 物語があの日の前日で終わっているのが、哀しいくらい残酷に思った。 蛇足になるが、昆野笑子が働く三陸アース美術館はリアス・アーク美術館がモデルだろう。また、市立病院の近くのスーパーや書店はあの店だろうか。

Posted by ブクログ