商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2016/09/23 |
JAN | 9784150312459 |
- 書籍
- 文庫
マルドゥック・アノニマス(2)
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マルドゥック・アノニマス(2)
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商品レビュー
3.4
12件のお客様レビュー
ウフコックをはじめとする“善玉”チームと、ハンターが率いる“悪玉”チームの対決という単純な予想は早くも崩れ去った。2巻では、ウフコックはひたすら影の存在に徹し、ハンターという特異なエンハンサーを監視する。あろうことか、ハンターの能力に自分自身を投影すらしてしまうのだ。そしてハンタ...
ウフコックをはじめとする“善玉”チームと、ハンターが率いる“悪玉”チームの対決という単純な予想は早くも崩れ去った。2巻では、ウフコックはひたすら影の存在に徹し、ハンターという特異なエンハンサーを監視する。あろうことか、ハンターの能力に自分自身を投影すらしてしまうのだ。そしてハンターが唱える「均一化」とはどのようなことか? 興味は尽きない。 キャラクターはほぼ出揃った(多すぎて混乱している)ようなので、この〈サイバーパンク・ノワール〉とでも呼ぶべき作品の、今後の展開に大いに期待したい。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
前作からサム弁護士の遺志を継ぎ、クインテットへの潜入捜査及び犯罪者のリストメーカーとなるべく奔走するウフコック。 ただ、そこではハンターの緻密な戦略のもとアンダーグラウンドをあっという間に制圧する悪徳の極みたるクインテットを傍観するしかなかったウフコック。いっときバロットに癒されたが、すぐに潜入捜査に戻ってしまった。かれが隠してしまった感情は、彼女に対する恋慕やそれに付随する形の思い遣りなどかな。と想像しつつ読み進めていた。 また、『マルドゥック・フラグメンツ』で描かれていたエンジェルの登場など、敵方と思われる人物ばっかり出てくるわ、ウフコックは相変わらずガス室からのレポートであるなど、全く希望をわかせない今作であった。
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図書館で。 一巻まるっといかにハンターさんが成り上っていくかというお話なので、彼に共感も好感も持てないために正直う~ンという感じ。さらにウフコックがタイヘンな状況に陥っているのが冒頭から分かっているのでさらにう~んという感じ。つらい。
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