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メメントモリ・ジャーニー
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メメントモリ・ジャーニー

メレ山メレ子(著者)

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メメントモリ・ジャーニー

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 亜紀書房
発売年月日 2016/09/01
JAN 9784750514857

メメントモリ・ジャーニー

¥1,760

商品レビュー

3.8

15件のお客様レビュー

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2024/10/07

本のジャンルはエッセイまたは旅行記になるだろうか 出来上がった本がエッセイとして旅行記として出色という感じではない にも関わらず著者のものの考え方や表現の仕方には深いところで共感できるものがあるし、この人の視点で書かれたものがもっと読んでみたい気がする イベント情報がスマホ...

本のジャンルはエッセイまたは旅行記になるだろうか 出来上がった本がエッセイとして旅行記として出色という感じではない にも関わらず著者のものの考え方や表現の仕方には深いところで共感できるものがあるし、この人の視点で書かれたものがもっと読んでみたい気がする イベント情報がスマホ通じ小魚のように手の中に入り込んでくる。好奇心を満たしに行ける場所が豊富にあるというのは、素敵な事態じゃないだろうか。 船がたくさん行き来していて、生活のための海の道という気がする。そんな瀬戸内海が好きだ。 フェイスブックに出てくる地元が怖いのは、一度も人間関係のリセットボタンを押していない人の博覧会のように思えてしまうからだ。 どちらかというと内向的だけど好きなものがある。そんな人同士が仲良くなるには場所の 力がすごく大事だ。一緒に何かを作ったり、生き物を眺めてその魅力に触れたり、好きなものについて前のめりに語ったり〜

Posted by ブクログ

2024/07/18

メレ山メレ子(1983年~)氏は、大分県別府市生まれ、東大法学部卒、会社勤めの傍ら、2006年から旅行記ブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」を始め、アルファブロガー・アワード2008の記事大賞を受賞。2012年から「昆虫大学」を主宰。旅行や昆虫に関する文筆活動や企画を行っている。...

メレ山メレ子(1983年~)氏は、大分県別府市生まれ、東大法学部卒、会社勤めの傍ら、2006年から旅行記ブログ「メレンゲが腐るほど恋したい」を始め、アルファブロガー・アワード2008の記事大賞を受賞。2012年から「昆虫大学」を主宰。旅行や昆虫に関する文筆活動や企画を行っている。近年、筆名を「沙東すず」に改称している。 本書は、「メメントモリ」(ラテン語で「死を想え」)+「ジャーニー」の題名の通り、死と旅についてのエッセイ集で、大きく以下の3部構成となっている。1.旅先で心に浮かんだ、人生や故郷、家族や友人への思い、2.西アフリカ・ガーナで自分のためのオーダーメイド棺桶を作りたいと思い立ってから、お金を集めて実際にガーナに行き、棺桶を日本に持って帰ってくるまでの話、3.東京で古いマンションを購入し、リノベーションを施して住まいを手に入れるまでの話。1部、2部と3部の前半は、初出が亜紀書房のウェブマガジン(2015年8月~2016年5月)で、3部の後半は書下ろし。2016年に出版された。 私は、本書が新刊で出たときに気にはなったものの購入せず、今般、たまたま新古書店で目にして入手した。 また、私はアラ還・男性の会社員だが、エッセイ集とはいえ、かなりプライベート感が強い内容と思いつつも、著者のものごとの捉え方、感じ方、考え方には共感するところも多く、面白く読み進めることができた。(自分の棺桶を作りにアフリカまで行くという感覚には、最後まで同調できなかったが。。。) 中でも、印象に残ったことをいくつか挙げるなら、以下である。 ◆著者が大人になってから足を踏み入れた自然科学系のコミュニティ(生き物・昆虫好きの集まり等)は、好きな物に囲まれて、大人になっても人生を心から楽しんでいる人ばかりだった。彼らには極端な人も結構多いが、そういう人たちが実は周囲から一目置かれ、愛されていることも少なくない。そうした中で、「私の幸せは私の幸せであって、他の誰のものでもない」という、至極当たり前のことに気付いた。 ◆様々なことで行き詰まり、大きな決意を旅先でしたくなる人がいるのはわかるが、自分がホームで抱えている問題がアウェイで解決することなどはあり得ない。旅はただの移動であり、気晴らしである。 ◆何が自分の幸福なのかは、自分で必死に考え、探さないと分からない。そんな簡単なことが、会社や家族といった組織の中で揉まれて幾重にも評価されて暮らしていると、だんだん見えなくなってくる。不幸になること以上に、あいつは不幸な人間だと周りから思われるのが怖くて、ちぐはぐな無理を重ねたりする。自分だけの幸福と世間並みの幸福が食い違っているのに、それに気付いていないと、知らないうちに体が不満で一杯になるし、煮詰まるにつれて、周囲にも世間の基準に合わせ、我慢することを求めてしまい、世の中がどんどん窮屈になっていく。 なんとなく生きづらさを感じているような若者(私のように、必ずしも若者には限らないが)にとって、いろいろな気付き・刺激が得られる一冊と言えるかもしれない。 (2024年7月了)

Posted by ブクログ

2021/07/25

これから生きていくうえでの、お守りになるような本だった。ガーナ編はおもしろくて一気に読んでしまったし、他の部分はメモったフレーズや考えが多かった。素敵な本だった。

Posted by ブクログ

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