商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 双葉社 |
発売年月日 | 2016/09/15 |
JAN | 9784575519259 |
- 書籍
- 文庫
どうしてこんなところに
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どうしてこんなところに
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商品レビュー
3.3
4件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
妻を殺した主人公の逃亡劇。 話の展開や描写、結末など突っ込みどころ満載である。 「どうしてこんなところに」と思う内面を えぐるぐらい描いてほしかった。残念。 新進気鋭の映画監督による映画化を望む。 きっと面白くなるはず。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
こうするしかなかったんだ。 どうしようもなかったんだ。 心の中で繰り返しながら、高速道路を走る男。 東京~新潟~函館~宗谷岬~仙台~四国~大阪~小倉~沖縄。。。2年4か月に及ぶ逃亡生活のなかで、彼が下した決断とは。 彼の人生は、最愛の妻を殺した時点で終わったものに等しかった。自殺することも自首することもできず、何人もの人と関わり、助けられ、騙され、与えられ、盗まれ、魂の旅を続ける。「どうしてこんなところに」と自らに問いかけながら、流れ流され、苦しみのたうちまわる姿がなぜか心を打つ。 仙台での復興の仕事、釜ヶ崎での日雇い仕事、どん底の生活を経て、そこに生きる人々のそれぞれの事情や深い絶望を目の当たりにし、絶望の中でこそ醸成される彼らの本当の優しさに触れる。 長い彷徨の果て、ある決断を下し、沖縄からの船を降りるラストシーンは指名手配犯の逃亡の終わりとは思えないほど希望と光に満ちている。 帯の「魂のクライム・ロードノベル」という言葉がピッタリの読み応え抜群の作品。
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序盤はあまりはまらなかったが、久保田が居場所を転々とする度に、日本から久保田の居場所が無くなっていくにつれ話に惹きつけられた。
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