教務主任の仕事整理術 限られた時間で最大限の効果を生み出す！

安野功(著者)

• 販売会社／発売会社: 東洋館出版社
• 発売年月日: 2016/07/01
• JAN: 9784491032511

商品レビュー

2021/03/14

個人的には教務主任系2冊目の本。

著者は小学校勤務経験者。高校のことを知りたかったが、応用できそうなところはたくさんある。

読んでいて思うのは、同僚の気持ちを重んじながら仕事を進めていく姿勢だ。いかにして同僚に納得してもらうのか（この本では根回しと呼ぶが）をしっかり記述している。そして、若手教員への成長への期待も感じられた。序盤だけ読むと反発を招きかねない言い方もあるが、最後まで読むとバランスがとれて納得ができる。

2020/05/03

電子書籍の半額セールがあり、気になって購入。
自分が教務主任になったら、というより教務主任にはどのような仕事があり、どのようなことを考えているのかが知りたかったため、興味が出た。

以下、自分なりの感想とまとめ
教務主任は学校全体の教育活動の水準を上げることが仕事である。
そのためには個人で終わる仕事ではなく、周りを巻き込んでいくことが必要になる。
そうなると、大事なのは人間関係、そして、教育「観」。
特に、「観」については一朝一夕で身につくものではない。
また、人から聞いて身に付けるものでもない。
自分自身と向き合い、思考を繰り返すことを続けることで身につくものだと考えた。
教務主任になるつもりがなくても、今後も教務主任と共に仕事をすることにはなる。
学校を組織する人間としてどのような考えをもつとよいかを考えるきっかけになった。