商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
発売年月日 | 2016/08/12 |
JAN | 9784488209193 |
- 書籍
- 文庫
北京から来た男(下)
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北京から来た男(下)
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商品レビュー
3.3
6件のお客様レビュー
ヘニング•マンケルの本もあと残すところ数冊。ヴァランダーシリーズではない長編は、スウェーデンの田舎で大量惨殺事件が発生するところから始まる。ミステリの形を取りながら、話の軸は中華人民共和国の過去と未来、共産主義の分裂、そして屈辱を味わった奴隷制度、人種差別と偏見に対する恨みと怒り...
ヘニング•マンケルの本もあと残すところ数冊。ヴァランダーシリーズではない長編は、スウェーデンの田舎で大量惨殺事件が発生するところから始まる。ミステリの形を取りながら、話の軸は中華人民共和国の過去と未来、共産主義の分裂、そして屈辱を味わった奴隷制度、人種差別と偏見に対する恨みと怒りが描かれていく。同じアジア人としては、いささか中国人が不気味に描かれすぎなような気もするが、実は分かっていないのは私なのかもしれない。ミステリの出来としてはさておき、作者の思いが目一杯詰まった小説だった。
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題名やあらすじを読んで中国に関連する話だとはわかっていたけれど、予想よりもダイレクトに中国が出てくる話だった。でも中国人の名前が全くそれらしくないし、この小説に出てくる「中国」や「中国人」はあくまで欧米人のファンタジーの産物という感じがしてしまって(要するにリアルな感じがしなかっ...
題名やあらすじを読んで中国に関連する話だとはわかっていたけれど、予想よりもダイレクトに中国が出てくる話だった。でも中国人の名前が全くそれらしくないし、この小説に出てくる「中国」や「中国人」はあくまで欧米人のファンタジーの産物という感じがしてしまって(要するにリアルな感じがしなかった)、読みにくくて…途中放棄。
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猟奇的な殺人と中国がどう結びつくのかを楽しんだ。 中国という国を好き嫌いの感情抜きに書いている。 面白かった。
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