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行動経済学の逆襲
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行動経済学の逆襲

リチャード・セイラー(著者), 遠藤真美(訳者)

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行動経済学の逆襲

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2016/07/01
JAN 9784152096258

行動経済学の逆襲

¥3,080

商品レビュー

4

25件のお客様レビュー

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2025/11/30

ノーベル賞獲得者は考えることがやはりすごいなと思った。経済学をこうもわかりやすく、センスの良いユーモアを交えながら楽しみながら学ぶことができた。訳者もすごいと思った。久しぶりに経済ジャンルの読書で良書に出会えた。 人は自分にとって最適な行動をする、常にそうありたいの願っていながら...

ノーベル賞獲得者は考えることがやはりすごいなと思った。経済学をこうもわかりやすく、センスの良いユーモアを交えながら楽しみながら学ぶことができた。訳者もすごいと思った。久しぶりに経済ジャンルの読書で良書に出会えた。 人は自分にとって最適な行動をする、常にそうありたいの願っていながら、数時間後には目の前の誘惑に負けて頭の中の計画者が立てた計画を無視して、目の前の効用を獲得してしまう。なるほど、ほぼ毎日心当たりがあるなと感じた。著者が行動経済学における観察・研究を行っていく時間の流れに伴走するかのごとく読めて、楽しかった。後知恵バイアス、限定合理性、保有効果、ハウスマネー効果、確証バイアスなど、理想とかけはなれた思考や行動を取ることは人間らしさであり、経済理論の中でのみ登場する人間(エコン)とはかけ離れているんだな、ということに納得するし、そういった人間性に基づいて、現代でのネット通販やサブスクへの惹きつけが裏付けされているんだなと思った。 組織の目標を遂行するうえで、富や欲求に対する人間くさい行動を前提にしてマネジメントすること、特に組織のマネジメントに関するこのフレーズ「管理職がリスクをとりにいくようにするには、事前に価値を最大化していた意思決定に報いる環境を整える必要がある。事後に損失を出すことになったとしても、管理職が意思決定した時点で入手可能な情報に基づいて評価するということだ」、この実践こそが今、世界に遅れを取った日本の組織人が取るべきことなのでは、と思った。 再読して、また楽しみ、より理解を深めてみたい。

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2025/11/09

改めて行動経済学を学び直しておりますが、非常に私にとってはためになる本でした。 人間の選択に無意識に影響を与えている要因(SIF)については、興味深く、常に合理的な選択はわれわれはできないと改めて感じております。 この本には、言及されておりませんがその部分をAIに任せたいなと感...

改めて行動経済学を学び直しておりますが、非常に私にとってはためになる本でした。 人間の選択に無意識に影響を与えている要因(SIF)については、興味深く、常に合理的な選択はわれわれはできないと改めて感じております。 この本には、言及されておりませんがその部分をAIに任せたいなと感じた次第です。

Posted by ブクログ

2025/07/24

経済学の知識のアップデートに取り組んでますが、これはかなり面白かった。 リチャード・セイラーは、カーネマンらに続く行動経済学第2世代というべき人で、ノーベル賞を受賞、ナッジなどの概念の提唱者ということで、有名。 この本も10年違く前に出ているのだが、今更ながら、読んでみた。こ...

経済学の知識のアップデートに取り組んでますが、これはかなり面白かった。 リチャード・セイラーは、カーネマンらに続く行動経済学第2世代というべき人で、ノーベル賞を受賞、ナッジなどの概念の提唱者ということで、有名。 この本も10年違く前に出ているのだが、今更ながら、読んでみた。これまで行動経済学関係で読んだ本の中ではベストかな? 基本、彼の学者人生の物語に沿って、彼が研究したテーマなどが紹介されていくわけだが、これが個人史にとどまらず、行動経済学史にほとんどなっているのがすごい。 さまざまな面白いエピソードと一緒に紹介される議論もわかりやすい。日本語タイトルの「逆襲」はちょっと変だが、行動経済学の歴史は従来の新古典派経済学との論争史でもあって、最初、棒うちの刑に処されていたのが、徐々にその主張が受け入れらていくところとあっているかな? 改めて、行動経済学の歴史を辿って思うのは、これはとても真っ当なものだなということ。つまり、行動主義は、20世紀後半の社会科学の本流と言えるもので、それを経済学に取り入れようという話し。なんで、そんなことになったかというと経済学がなまじ抽象的な数学、微分方程式などで厳密に形式化する演繹的なスタイルで科学性を生み出すことに成功したものだから、まずは観察から始まる帰納法的な方法論が批判の対象になったということ。 社会科学では行動主義的な方法論自体が、批判の対象になって久しいわけだが、この半世紀くらいの経済学は数学的な世界から行動主義的な科学への転換を試みていたということなんですね。 大雑把にいうとそんな話しだが、その議論のプロセスが面白い。 ちなみに、著者は本の初めの方で経済人仮説なしでも経済学の大部分は問題なくやれるし、実際の研究の多くは統計学は使っていても経済人的な最大化の原理を使っているわけではないという議論があって、なるほどと思った。そういえば、ケインズ経済学は経済人を前提としていないし、マクロ経済学も統計的なデータ間の関係性を考えるものだから、経済人仮説はいらないよなと納得した。 ところが、本の最後の方で、セイラーは、これから行動経済学が発展してほしい分野として、一番にマクロ経済学をあげていて驚いた。どうも、私がマクロ経済学を勉強していた40年以上前から事情が変わったらしい。つまり、以前、マクロ経済学のミクロ的な基礎づけという話題があったのは記憶にあるが、その議論が進展して、現在のマクロ経済学は新古典派的なミクロ経済学で基礎付けられているらしい。ミクロ経済学の領域が行動経済学に置き換わっていく中で、マクロ経済の方が今や経済人仮説の牙城になっているのかな??? なんとも面白い現象だ。こうなるとマクロ経済学も学ぶ必要が出てきた。

Posted by ブクログ