商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本基督教団出版局 |
発売年月日 | 2016/07/01 |
JAN | 9784818409248 |
- 書籍
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三浦綾子366のことば
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三浦綾子366のことば
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日替わりカレンダーの気分で味わう三浦綾子のことば 三浦綾子先生は私の大好きな作家である。私は普段小説・物語は読まないのであるが、三浦綾子先生は例外だ。作中に印象的な教訓や戒めを残すことが多いが、それを多くの作品を横断して、引用・掲載している。印象的なフレーズを含む作品を読むとい...
日替わりカレンダーの気分で味わう三浦綾子のことば 三浦綾子先生は私の大好きな作家である。私は普段小説・物語は読まないのであるが、三浦綾子先生は例外だ。作中に印象的な教訓や戒めを残すことが多いが、それを多くの作品を横断して、引用・掲載している。印象的なフレーズを含む作品を読むという楽しみ方ができると思う。
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座右の書とでもいうのでしょうか、 あなたにとっての”一冊”は?と問われたら、 私は真っ先に著者の『氷点』と答える。 数え切れないほど読み返した、大切な一冊です。 重い病と闘いながら執筆された、素晴らしい作品の数々。 私はクリスチャンではないけれど、 その真摯な生涯を、尊敬して止...
座右の書とでもいうのでしょうか、 あなたにとっての”一冊”は?と問われたら、 私は真っ先に著者の『氷点』と答える。 数え切れないほど読み返した、大切な一冊です。 重い病と闘いながら執筆された、素晴らしい作品の数々。 私はクリスチャンではないけれど、 その真摯な生涯を、尊敬して止まないのです。 あの作品の、あの部分だ… この本には、著者の作品で心を打たれた多くの言葉が抜粋されています。 以下、いくつか引用させてください。 >自分一人ぐらいと思ってはいけない。その一人ぐらいと思っている自分に、たくさんの人がかかわっている。 ある一人がでたらめに生きると、その人間の一生に出会うすべての人が不快になったり、迷惑をこうむったりするのだ。 そして不幸にもなるのだ。 >人間というものは、毎日試されて生きているようなものですね。 さまざまな問題にぶつかって、思いもかけない自分の姿を見なければならないというのが、 私にとっては人生のような気がします。 >わたしは、谷間や山かげで、ひっそりと、しかし精一杯に咲いている花を見る度に、言い難い思いになる。 旅人の通ることも稀な山かげに、一目に触れることはなくとも、 その命の限り無心に咲いている花は、何と尊いことかと思う。 >今までの生活が、どんなに疲れ切った、あるいは人に言えない恥ずかしい生活であっても、 または言いがたいほどに苦しく悲しい毎日であったにしても、 今、あなたの前に、まだあなたの足跡が一つも印されていない純白の布のような道があるのです。 過去はどんな歩み方であったにせよ、自分の目の前に、足跡一つない道があり、 そこにどんな足跡を残していくかは、自分の自由だということ、 そんなすばらしいことはないと思います。 >生きるということは、人間の権利ではなく義務。 雲の上には、いつも太陽が輝いているのです。 >自分の人生は先が見えた、と思ってみんな生きているかもしれない。 でも「一寸先は闇」と言いますが、「一寸先は光」という言葉もあるんです。 自分の可能性がもう無いようにみえる生活の中に、そう考えて一筋の光が差し込んできたら、 何倍にも生きる力を出せると思うんですよね。 こんなに引用してしまっていいのかと思いますが、 これがきっかけで、著者の作品を読んでみようかな…と思っていただけたら、こんなに嬉しいことはありません。 私自身、もう一度読み返したい作品が多くあります。 きっとまた新しい感じ方、発見ができると思います。
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