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アリスのうさぎ ビブリオ・ファンタジア ビブリオ・ファンタジア
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アリスのうさぎ ビブリオ・ファンタジア ビブリオ・ファンタジア

斉藤洋(著者), 森泉岳土

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アリスのうさぎ ビブリオ・ファンタジア ビブリオ・ファンタジア

1,430

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 偕成社
発売年月日 2016/08/01
JAN 9784037272104

アリスのうさぎ

¥1,430

商品レビュー

3.4

25件のお客様レビュー

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2024/08/15

1日5時間くらいの、力仕事や立ち仕事ではなく、忙しすぎなくて座ってできる仕事、を病気の療養のために勧められた語り手が、市立図書館の児童読書相談コーナーで受ける様々な相談と共に、すこし不思議な話を色んな人から聞くシリーズの初巻です 続巻の『シンデレラのねずみ』『グレーテルの小鳥』を...

1日5時間くらいの、力仕事や立ち仕事ではなく、忙しすぎなくて座ってできる仕事、を病気の療養のために勧められた語り手が、市立図書館の児童読書相談コーナーで受ける様々な相談と共に、すこし不思議な話を色んな人から聞くシリーズの初巻です 続巻の『シンデレラのねずみ』『グレーテルの小鳥』をすでに読んでしまい、初巻を最後にしてしまったのですが問題なく読めました そして最近、他の読書でも怪談ものを読んでいたせいなのか、この巻収録の表題作『アリスのうさぎ』がめちゃくちゃ怖く読めてしまった 『不思議の国のアリス』よろしく、不思議な世界に神隠しのように迷いこんでしまった女の子がその体験を語る話ですが、なんでこの内容を淡々と喋るのだ? と引く程こわい 藁が寄り合わせて出来たような鳥に追われたり、うさぎを追って穴に入ったら地下で生き埋めになりかかったりする 丑の刻参りの藁人形や生きたままの埋葬を連想する、こわい しかしその話の聞き手であり、物語の語り手でもある人物が出した解釈がそれよりもっとこわかった もちろん優れた怪談でもあり、しっかり読み応えも読みやすさも両立していていい作品なのですが、初巻にしてここまでこわいのって何でだろうと不思議です 恒例となっている、斉藤洋さんの他の著作がさりげなく紹介される場面もありましたが、それも今回は怪談をモチーフにした作品だった 怪談に付きまとわれてる気分になってきた これまで、さほどに怪談というかホラーのジャンルってやってこなかったのですが、いい機会だから始めてみるべきか しかし先日やった某電子書籍の怪談ものは時折思い出しては気持ちが悪くなるほどこわかった このシリーズの根本的な謎として、児童読書相談コーナーの人物の元には、なぜそうした話が集まるのか、皆が語りたがるのか? というものがありましたが、結局明かされないままでした それはなかなかの怪異だし、怪異は互いを呼び合うという(当たり前のように感じてしまってる)ことを実感してしまう このシリーズの既刊は読んでしまったことが、うっかり怖く感じる作用を強めてるような気がしてきた 疲れてるのだろうか、早く寝よう 「怪談ものをとても恐ろしく感じたのですが、このまま避けているとより恐ろしい目に遭うような気持ちになります 怪談や怪異に立ち向かえる術を学べるような本はないでしょうか?」って相談ができたらいいのにな 怪異に怪異をぶつけるように

Posted by ブクログ

2024/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

なんとなく手にとったけれど 今の時期ピッタリの一冊だった。 ちょっと不思議な話が四つ入った短編集 図書館のアルバイトしている主人公の元に 利用者が本の相談に来て 体験した不思議な話をしていく、という流れ この主人公については 何かあるんだろうか??

Posted by ブクログ

2024/05/15

持病により図書館の児童読書相談コーナーでアルバイトをすることになった主人公のもとに、なぜか次々と不思議な話が集まってくるというお話。 児童向け(と思われる)こともあってか複雑なストーリーではないのと、短編集ということもあってすっきりと読みやすい。ただがっつりしたファンタジーやミ...

持病により図書館の児童読書相談コーナーでアルバイトをすることになった主人公のもとに、なぜか次々と不思議な話が集まってくるというお話。 児童向け(と思われる)こともあってか複雑なストーリーではないのと、短編集ということもあってすっきりと読みやすい。ただがっつりしたファンタジーやミステリーを期待するとやや物足りないところはあるかも。 私はホラーやミステリーが好きな子どもだったから、それこそ小学生の頃に出会っていたら夢中になっていたと思う。そういう点では似たタイプの方にはおすすめ。 途中の挿絵も雰囲気があって素敵。怖いとか不気味とまでは言わないけど、なんとなくそわっとするような、登場人物の心のざわつきを伝えてくれるような、ストーリーの不思議さを演出し ているように感じる。 個人的に気になるのは主人公の「わたし」はいったい何者なのだろうということ。 家族がいて、友人がいて、これまでの人生があって。どう見ても聞いても普通の若者なんだけど、どこか得体の知れなさを感じる。 私の考えすぎなのか、はたまたそれもこの本の不思議のひとつなのか……。

Posted by ブクログ

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