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上野アンダーグラウンド
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上野アンダーグラウンド

本橋信宏(著者)

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上野アンダーグラウンド

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 駒草出版
発売年月日 2016/07/01
JAN 9784905447696

上野アンダーグラウンド

¥1,650

商品レビュー

3.8

11件のお客様レビュー

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2025/11/03

上野は主に東北方面から来る特急電車やパンダ、バイク屋街ぐらいの思い出しかなかったけど、アメ横とキムチ横丁が分かれている経緯や、かつて存在した貧民窟の記録が個人的に刺さり、最近別視点で上野界隈を散策した

Posted by ブクログ

2025/06/17

Netflixでドラマ化した『全裸監督 村西とおる伝』を書いた著者が、上野のカオスな魅力を紹介するルポです。 私は京浜東北線ユーザーなので上野駅はよく利用しますし、アメ横で飲んだり上野公園や美術館にもよく足を運んでいました。しかし上野がはるかにディープな世界だったことに驚きまし...

Netflixでドラマ化した『全裸監督 村西とおる伝』を書いた著者が、上野のカオスな魅力を紹介するルポです。 私は京浜東北線ユーザーなので上野駅はよく利用しますし、アメ横で飲んだり上野公園や美術館にもよく足を運んでいました。しかし上野がはるかにディープな世界だったことに驚きました。10年前の本なので状況はだいぶ変わったとは思いますが。この本を読んで上野の見方が変わりました。 そもそも私の出身は茨城で、東京に遊びに行くといえば必ず上野でした。「田舎と都会を繋ぐ街」というイメージが強く、本書でも「東北の玄関口」という紹介がされています。かつて東北からの集団就職の少年少女たちを受け入れきた歴史もあります。 他にもフィリピンパブや風俗に務める中国人を含めた外国人労働者・上野公園にいる「なんかヤバそうな人たち」が集う街としての上野が、著者や彼の知人たちによる身体を張ったインタビューを通してコミカルに描かれています。前半の風俗レポは自身も際どい行為を楽しんでおり、さすが『全裸監督』の生みの親といったところ。 上野の多面性やそこに集まる人々のリアルが伝わってくる本でした。

Posted by ブクログ

2025/04/04

Twitterで紹介してる人がいて面白そうだったので借りてきました。 新聞記事になってるような誰もが知る大事件はもとより、個人インタビューや見かけた人々なんかはスポーツ新聞の「おっさんがおっさんのために書いた文章」というか脚色を超えた創作を感じさせる。が、上野の奥行きを安全地帯...

Twitterで紹介してる人がいて面白そうだったので借りてきました。 新聞記事になってるような誰もが知る大事件はもとより、個人インタビューや見かけた人々なんかはスポーツ新聞の「おっさんがおっさんのために書いた文章」というか脚色を超えた創作を感じさせる。が、上野の奥行きを安全地帯から覗き見たいという私の欲望は十分に満たしてくれる。 第1章 高低差が生んだ混沌 西郷隆盛像が浴衣な理由、デビュー前のこまどり姉妹の稼ぎぶりを知り得たので嬉しい。 第2章 上野九龍城ビルに潜入する 中国エステ潜入。まぁ上野を構成するピースの一つではあるものの「上野でなければならない」必然性はあまり感じられず。あと中国の女の子は日本の風俗嬢と違って擦れてないとか素直とかはおっさん向きの文章過ぎ。全て金のため、お仕事です。追加料金を要求されないのはその女の子が自由意志でやってるからではなく店のオーナーからそれがオールインの仕事だと命令されてるだけです。見ず知らずの汚いおっさんが端金握りしめてくるのを時間内に処理することは、汲み取りの仕事してる人が真顔であれ笑顔であれ誰1人として他人のウンコを趣味で集めてるわけないのと同じ。 第3章 男色の街上野 ゲイポルノ男優と田中角栄との繋がりは初見。 他ゲイサウナ潜入はまるっきり創作か。 ここも上野ならではが足りないような。 上野にはとんでもない女装とかがいるはずなのでサウナ潜入よりは彼らへのインタビューが欲しかった。(罰ゲームみたいなジジィ丸出しの高齢女装の話も気になるけど、女装はすでにエンターテイメントとして普及し過ぎている。勿論誇張された女装よりも素人野良の女装(そんなのあんの?)の本人が真面目なだけに余計おもろいってのもあるけど、ここではその罰ゲーム女装を目当てに来る一見普通の男(純男)を深掘りして欲しかった。 倒錯の度合いでいうとここが一番温度差(本人の自覚と実際)があるんじゃないの? 第4章 秘密を宿す女たち 出会い喫茶やハプバー。ここが最も創作比率が高いかな。読まなくてもいいとこ。写真に関してはもろ他の風俗嬢に頼んで撮影してる。 第5章 宝石とスラム街 東京三大貧窟の一つ、下谷万年町。他の2つは今や高級マンションが建ってるけど(とはいえガーデンヒルズ四谷はあの湿気と坂がねぇ。東南は赤坂御用地で永久眺望だけど。もういっこはワールドタワーレジデンスか。あれはいいね。)ここは今もなんかアレですね。ここで引用されてる本たちは私の好きなもの。 第6章 アメ横の光と影 朝鮮人と地元ヤクザの手打ちで今の棲み分けって。笑 こういうのって戦後X上野だよなぁ。 アメ横は60年で4割オーナーが変わってないってのは初見。「一夜にして変わる。何を売るかではなく稼ぐことにプライド」とは確かに。上野が2025年になってもまだ戦後っぽいのは、商売をしている人達のマインドセットがより原始的だからなのかも。 第7章 不忍池の蓮の葉に溜まる者たち 完熟街娼。上野だけじゃないけどこれも上野のピースですよね。 第8章 パチンコ村とキムチ横丁 「上野は在日の地下茎が張り巡らされた街」 第9章 事件とドラマは上野で起きる 上野で起きた大事件など。 本文中にあった上野評「上野と天王寺は似ている」「寂しい街だけど頑張ってる」「田舎者の街」「人間社会そのもの」はどれも納得。特に天王寺と似てるってのがしっくりきますね。清濁(というか基本泥でほんのちょっとだけ清い)ぐちゃぐちゃ。人間自体がただの汚らしい生き物なんだからそりゃ合うよね。誰にでも。 超一流の美術館や博物館から人生に不必要な(というか出来るなら避けた方がいいような)物まで、何でもあって老若男女入り混じり、けばけばしく雑然としてるのに街の空気がとにかく暗い。 陰気で下品。でもそれが唯一無二の上野。 上野で深呼吸なんてしたくない。けれど上野では肩に力が入らずにいられる。 その街の空気が人の心を掴むのね。 今度行った時はアメ横とアメヤ横丁の看板を確認したいと思います。

Posted by ブクログ