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小説の家

アンソロジー(著者), 柴崎友香(著者), 岡田利規(著者), 山崎ナオコーラ(著者), 最果タヒ(著者), 福永信(編者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2016/07/30
JAN 9784103540502

小説の家

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商品レビュー

3

10件のお客様レビュー

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2021/04/30

図書館の特設コーナーにあり、気になって借りた。複数の作家によるアンソロジーだが、遅読の私はパラパラめくって気になったものだけ読了。 「ろば奴」は、障がいを持っていると思われる主人公が、それでも裕福な大家族の中に交ざって過ごす幼少期と、その後の不条理極まりない出来事、それを昇華さ...

図書館の特設コーナーにあり、気になって借りた。複数の作家によるアンソロジーだが、遅読の私はパラパラめくって気になったものだけ読了。 「ろば奴」は、障がいを持っていると思われる主人公が、それでも裕福な大家族の中に交ざって過ごす幼少期と、その後の不条理極まりない出来事、それを昇華させていく様を描いたもの。生と死、人と神、光と影、昔はもっと境目が曖昧で混沌としていたのかも。小学校の頃、一緒に過ごした耳が聴こえない子やダウン症、自閉症の子はどこに行ったのだろう、、とふと思った。たまに養護学級のクラスに通ってたけど、授業や運動会は一緒で、あの頃それに疑問を感じることは無かったな。 インパクトが大きいのは「THIEVES IN THE TEMPLE」。まさかの白い紙面に白い文字の印刷で、読みたい人だけ読みな、と言われてるような傲慢さを感じたけど、そもそも本を読むってそういうことか、と思い直し、最初の数行で興味を惹かれて(ぶっ飛んでいる)読んでしまった。読んだのは2か月位前だけど、今でも物語の緊張した空気感や質感、暗いトーンが蘇ってくる。ただとにかく読みにくいので、本や姿勢を調整して明かりの角度を変えながら読み進めないといけない。喫茶店だったので、周りの人からは紙面が真っ白に見えると思い、おかしな人に思われないかな、、とちょいちょい気になったのを思い出した。なるほど、この作品はこういった読書体験(マーケティングでいうカスタマーエクスペリエンス=CX)も付加価値として狙ってるのか、と思う。笑。 ✳︎独立した作品 鳥と進化/声を聞く 柴崎友香 フキンシンちゃん 長嶋有 THIEVES IN THE TEMPLE 阿部和重 ろば奴 いしいしんじ

Posted by ブクログ

2017/11/04

13人の小説家の作品が収められた本だが,一風変わったものだなと思って読んでいったが,最後で美術雑誌に掲載された作品を集めた由.意外に面白かったのは阿部和重の作品.薄い印刷で読むのに苦労するがミツミネはユニークだ.たまり塩が出てくる「ろば奴」も良い.

Posted by ブクログ

2017/03/06

様々な小説家が既存のルールに囚われない書き方、装丁の仕方で書かれた小説のまとめ本。フォントや段組も自由で読みにくいものも多数。新ジャンルとか新たな取り組みなのかもしれないが、読みにくくて失敗。

Posted by ブクログ

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