商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 朝日新聞出版 |
発売年月日 | 2016/07/01 |
JAN | 9784022618641 |
- 書籍
- 文庫
街場の五輪論
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
街場の五輪論
¥660
在庫なし
商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
人から借りた本。自分では絶対に選ばない本なので、たまにはこういうのを読んでみるのもいい。びっくりするような発見があった。 左翼おじさん3人がアンチ・オリンピックの立場に立つ。なんというか、昔はこういう文句ばっかりの座談ってよく見た気がするけど、最近はとんと見なくなったので逆に新鮮...
人から借りた本。自分では絶対に選ばない本なので、たまにはこういうのを読んでみるのもいい。びっくりするような発見があった。 左翼おじさん3人がアンチ・オリンピックの立場に立つ。なんというか、昔はこういう文句ばっかりの座談ってよく見た気がするけど、最近はとんと見なくなったので逆に新鮮だった。しかし、わたしはオリンピックそのものの存在に疑問を呈している言論人も知っているので、なんというか「この人たちの世界、びっくりするくらい狭いな…」という印象。保守やネトウヨの人たちのふるまいを否定するが、自分たちも自分と意見の違うものを切り捨てているのではないか。わたしは、この「自分たちの思考こそがまったく正しい」という世界に対するおそれのない態度が苦手で、こういう人たちの本から随分遠ざかったのだった。特に九条のくだりは本当に驚いたな。 なにしろ、自分では選ばない本を読むというのはいい。本の内容、テキストそのものに感銘を受けるか受けないかは置いておいて、世界は広がっていく。
Posted by
久しぶりの内田本(といっても対談集)。結果的に、誰も予想し得なかった形で五輪はポシャッた(あ、まだ延期か)訳だけど、このタイミングだからこそ読みたい一冊。皆がいったん、五輪どころではなくなり、そっちの方面に関しては冷静になれている今だからこそ、本当に、どうしてもやる価値があるもの...
久しぶりの内田本(といっても対談集)。結果的に、誰も予想し得なかった形で五輪はポシャッた(あ、まだ延期か)訳だけど、このタイミングだからこそ読みたい一冊。皆がいったん、五輪どころではなくなり、そっちの方面に関しては冷静になれている今だからこそ、本当に、どうしてもやる価値があるものなのかどうか、改めて見つめ直すべきではないか。もう、あらかたの設備投資金は積み上がりきってしまっているのかもしれないけど、それを更に積み増して、来年開催という博打に打って出るのが正しい判断なのか。昨今のこれだけ大きな有事に及んでなお、きな臭さが漂いまくる現政権が、一部の熱狂を背景に推し進めてきた事業、という側面を忘れてはならない。
Posted by
2014年に単行本として出されたときに 読んでいて、 そりゃあ そうだ と 何度も賛同しながら 読んでいた そして それから五年経った 今、 本書で予測されていたことが そのまんま いたるところで噴き出していることに 納得するよりも ますます唖然としてしまう いくら考えても ...
2014年に単行本として出されたときに 読んでいて、 そりゃあ そうだ と 何度も賛同しながら 読んでいた そして それから五年経った 今、 本書で予測されていたことが そのまんま いたるところで噴き出していることに 納得するよりも ますます唖然としてしまう いくら考えても やはり 東京五輪は いらない!
Posted by