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ディスレクシア入門 「読み書きのLD」の子どもたちを支援する
1,980円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本評論社 |
| 発売年月日 | 2016/06/01 |
| JAN | 9784535563490 |
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ディスレクシア入門
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ディスレクシア入門
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商品レビュー
4.3
5件のお客様レビュー
ディスレクシアに関して、さまざまな個人別の症状や対処方法が書かれている。社会的な受け入れの仕組みや気づきの難しさなど、まだまだ課題は多いことがわかった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
幅広い視点から書かれていてためになった。 入門書と銘打ってはいるが、教育者や支援者などある程度の知識はある人向けに書かれている気がした。 以下ためになったところ箇条書き ・漢字指導は、漢字を教える前にまずその漢字が使われる単語や熟語をひらがなで教えておくといい。さもなけば語彙と漢字を同時に覚える必要があるため負担がかかる。たとえば、「垂直」「整数」「消費者」などの漢字を教えるなら「すいちょく」「せいすう」「しょうひしゃ」とひらがなで書いたリストを先に提示し、「この言葉を学習するのだな」と印象づけておく。 ・ディスレクシアの子どもは漢字を構成するパーツに気付けない場合が多い。どのようなパーツ(部首やはね・はらいなど)から成り立っているか、理解し組み立てていく訓練が必要と思われる。
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タイトル通り、ディスレクシアに関する入門書。 ディスレクシアとは「学習障害(LD)」の中で特に読み書きに困難があることを指します。 そもそも「学習障害」とは全般的な知的発達に遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる発達障害のことです...
タイトル通り、ディスレクシアに関する入門書。 ディスレクシアとは「学習障害(LD)」の中で特に読み書きに困難があることを指します。 そもそも「学習障害」とは全般的な知的発達に遅れがないものの、「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算・推論する」能力に困難が生じる発達障害のことです。 本人は頑張っているのに、努力では克服できない困難があるため、テストや勉強の成績が伴わない。周囲からは怠けていると思われ、本人も自分も頭が悪いからと自己肯定感を下げてしまう場合があります。 教育に関わる人にとっては身近ですが、正しい理解や支援が進んでいるとはいえない現状があります。 本書は「学習障害」とは何なのか?というところから、歴史的経緯、どのように検査されるのか(WISC-Ⅳ知能検査)、検査結果をどのように読み取ればいいのか、どのような支援ができるのかということを扱っています。 特にディスレクシアを抱える子の周囲の環境(保護者、友人、学校など)が彼らを温かく包み込むような存在であることがまず何よりも大事だと感じました。 また、後半にはディスレクシアと診断されながらも、大人になり社会生活で困難が生じている方々の体験談が載っています。彼らの切実な言葉には胸がつまりました。 彼らが学校を卒業してからの生活上の困難が少しでも軽減できるように、学校のうちからできることは何なのかを考えさせられました。 入門書という位置づけですが、そのトピックは幅広く、丁寧な説明です。 ディスレクシアについて理解を深めたいという人にはぜひ最初に手にとってほしい一冊です。
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