商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
発売年月日 | 2016/06/01 |
JAN | 9784041041994 |
- 書籍
- 文庫
にぎやかな未来 改版
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にぎやかな未来 改版
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商品レビュー
3.3
10件のお客様レビュー
Kindle Unlimited で読了。 そのナンセンスさに、読みながら、クスっとしてしまう。 だいぶ以前に、七瀬シリーズを夢中になって読んだことを思いだした。
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表題の「にぎやかな未来」を含む、41篇にもなるショートショート集。 ショートショートなので、語れることは少ないですが、 書かれたのが、昭和47年ってことで10年後であればよかったのですが、 ってのも、10年でだいぶ変わるので、未来を描いている作品が 多い中で、2023年に読むと違...
表題の「にぎやかな未来」を含む、41篇にもなるショートショート集。 ショートショートなので、語れることは少ないですが、 書かれたのが、昭和47年ってことで10年後であればよかったのですが、 ってのも、10年でだいぶ変わるので、未来を描いている作品が 多い中で、2023年に読むと違和感を覚える、ちょっと古い考えの 未来と言うのを感じるかもしれません。 10年後の昭和57年ってのは、CDが生まれ、500円玉が発行され、 パソコンもちょこちょこ一般に出回り始め、ゲーム機もってな時代で それまでの、タイプライターやレコードと言う時代とは違うので、 そこら辺のギャップが、筒井康隆先生には想像が及ばなかったのか、 知識として入ってきていなかったのか、ってなところがあります。 SFってのは、どうしても未来を描くことが多く、 そのなかで、現在を発展させることが多いと思うのですが、 著者にとっては想像しえない未来と言うこともあり得ますからね。 「疑似人間」と言う作品は知識があると一部違和感がありつつ、 人工臓器の進化というのが2023年に読んでも医学の発展として、 凄いものを感じたりします。 表題作の「にぎやかな未来」に関しては、近年の作品だと、 野崎まどのタイタンが近いのかもしれませんが、 技術が発達して、金持ちや有名人になりたいという欲がなければ、 働かなくても生活ができる世界を描いています。 働かない人が多い世界で、税収をどう得るかってのが キーポイントで、そこで時代を感じる部分が出てくるのは否めませんが、 現代だと無料で観たければ・・・ってなところは似てますね。 解説の星新一先生曰く、狂気的な作品と語られてますが、 自分としてはユーモア作品として読みました。 時代の違いギャップってことなんでしょうか。
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筒井康隆の短編集。 ユミこちゃんという、耳の聞こえない女の子の話は謎だった。解釈がいく通りもありそう。 到着という作品はなんと5行しかない。星新一が誰が音を聞いたのかと言ったらしい。
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