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源氏物語と日本人 紫マンダラ 〈物語と日本人の心〉コレクション Ⅰ 岩波現代文庫 学術344
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源氏物語と日本人 紫マンダラ 〈物語と日本人の心〉コレクション Ⅰ 岩波現代文庫 学術344

河合隼雄(著者), 河合俊雄(編者)

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源氏物語と日本人 紫マンダラ 〈物語と日本人の心〉コレクション Ⅰ 岩波現代文庫 学術344

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2016/06/01
JAN 9784006003449

源氏物語と日本人 紫マンダラ

¥1,540

商品レビュー

4.2

7件のお客様レビュー

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2024/03/05

(講談社+α文庫)の方を読みました(2003年10月20日発売) 内容は、ほぼ同じようです。 https://booklog.jp/item/1/B00EHCTUXU

Posted by ブクログ

2023/08/08

臨床心理家としての河合隼雄の見た源氏物語 紫式部が自分の中にある異なる性格、 すなわち、娘、妻、娼、母としての自分をみつめ それを光源氏という存在を中心に用いることで マンダラ様に配置したのが源氏物語だと分析している。 そして例えば、妻としての葵上、娘としての明石の姫君、娼とし...

臨床心理家としての河合隼雄の見た源氏物語 紫式部が自分の中にある異なる性格、 すなわち、娘、妻、娼、母としての自分をみつめ それを光源氏という存在を中心に用いることで マンダラ様に配置したのが源氏物語だと分析している。 そして例えば、妻としての葵上、娘としての明石の姫君、娼としての六条御息所、母としての桐壺などと分析して、それぞれの個性について分析している。 (もちろん、微妙な立ち位置の藤壺とか、特別な存在の紫の上がいる) 完全に腑に落ちたわけではないが、なるほどと思った。 特に、光源氏の若いころの恋愛遍歴について、「昔男ありけり」的な発想で書かれていたのではないか、という点にはかなり納得してしまった。 つまり、光源氏という一個人を描いたのではなく、 こんな恋もあるよね、あんなのもあるよね、的な発想。 こう考えると、すごく気持ちも楽になるような・・。 それにしても、さまざまな人が、さまざまに想像できる 源氏物語って、本当にすごい作品だと思う。 紫式部は、やはり大天才だと思う。

Posted by ブクログ

2021/10/28

源氏物語 復習 その5 心理療法家の著者が読み解く源氏物語。紫式部が物語の中に展開した人間観・世界観を構図化し紫マンダラと称する。 文章は読みやすいし、構図化した人間関係など理解しやすい。源氏ハーレムの六条院の配置も理解でき、物語地図も助かります。 とはいえ、やっぱり、研究はお...

源氏物語 復習 その5 心理療法家の著者が読み解く源氏物語。紫式部が物語の中に展開した人間観・世界観を構図化し紫マンダラと称する。 文章は読みやすいし、構図化した人間関係など理解しやすい。源氏ハーレムの六条院の配置も理解でき、物語地図も助かります。 とはいえ、やっぱり、研究はお任せして、恋愛小説として楽しみます。

Posted by ブクログ

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